豊橋鉄道  モ780形
 
  ADVANの広告車、すごく格好良いですね♪
元々は名鉄岐阜市内線・揖斐線で走っていた車両で、平成9年〜10年生まれの若い車両です。ただ、岐阜市内線・揖斐線が全廃されてしまい、豊橋鉄道東田本線に全車移籍してきました。しばらく経つと豊橋鉄道での活躍期間の方が長くなるかもしれません。
登場年の割に腰の位置が高いのは当時の技術の限界があったのかもしれません。現在は全駅でステップを出して無難に対応しています。名鉄時代も含めて「真っ赤」な塗装は経験無いと思います。ただ、方向幕や車両番号の表記、側窓の意匠は名鉄そのもの。真っ赤に塗って「名鉄になりました」なんて真っ赤な嘘をつくのは…顔を真っ赤にした名鉄の方に怒られそうですね。
(取材・撮影 豊橋鉄道東田本線・駅前〜運動公園前)

 

 

 


車内全景です。片側3ドアついていますが、前扉から乗って中扉から降りるのが基本スタイルです。車内はロングシート構成で、名鉄時代と大差ありません。登場年が浅かったことが大きかったかもしれません。
豊橋鉄道と言えば数が多くて頭によくぶつかる中吊り広告ですが、この形式でもご覧のとおり頭上がかなり賑わっております。この賑わい、あれ、岐阜時代では…(^^;;


乗務員室との仕切りです。路面電車にありがちな狭いスペースとは異なり、一直線に仕切りを設けることができます。従来の路面電車と比べたらかなり居住性が良いのではないでしょうか。運賃箱、運賃表示のディスプレイは近年交換されています。
居住性は良さそうですが、運賃収受の確認はなかなか大変そうです。体をねじって見ないといけません…。


フラットな天井、何よりも冷房がついている点がこの車両のウリでもあります。吹き出し口はスマートに、周りに蛍光灯を配しています。蛍光灯の本数の少なさは明るい色の化粧板でフォローしています。
吊革が天井からそのままダラーンとぶら下がっている点も名鉄らしい作りです。


床も名鉄らしい作りです。アイボリーをベースにモザイク柄を入れています。フットラインを形成…するにはもう少し座席前のスペースを確保する必要があります。デザイン上の特徴だけではなく、ほこりが目立たないメリットもありそうです。

 
ドア周りです。この形式最大の特徴ですが、乗務員室側は3連の折り戸、そして間にある扉は引き戸です。このドア幅で両開きの引き戸を起用する策が素敵で、より素早い開閉ができる一方で、ドアエンジンの整備が面倒そうな気もします。ドアコックはドアのすぐ脇に控えています。また、3連の折り戸も乗務員室側の1枚と客室側の2枚で動きが異なります。よりステップの幅を広く、奥行きを狭くとれるよう工夫されています。が、こちらもメンテナンス大変そうです(^^;;

どちらもアイボリーに塗られたドア、何かと目立つ存在です。

目立つと言えばステップ。出口のステップはこの通り、格納されたものが出てくる仕組みです。
色は黄色でなかなか目立ちます。ステップの解消に各社頭を悩ませていた時代を彷彿とさせるものがありますが、ステップの有無よりも段差が1段目、2段目、3段目で高さが違う方が足元でつまずきそうで嫌だなぁと思うのは私だけ…?


側窓です。基本は固定窓で車内からも側窓の丸みが手に取るようにわかります。
カーテンが片一方のみの設置で、窓枠にカーテンの押さえも組み込まれている点が面白いです。着席時にカーテンが気になりにくいメリットがありますが、結露した日にはもう…

 
座席は左右両側とも2種類。優先席込みの9人掛けバケットシートと3人掛けバケットシートです。どちらも中間のドア側に折り畳み座席を設けています。
座席自体は着座位置高め、奥行き短めの路面電車スタイルのロングシートで、優先席部分は紺のモケットで区別しています。縫込みが区分を示しており、底つきを感じる着座となりました。東田本線の乗車時間であればまずまずと言ったところでしょうか。そうそう、急発進・急減速があまり無かったことも、車体自体大きいこともあり、路面電車でありがちな振り回される乗り心地でなかった点は特筆に値するかと思います。


補助椅子です。袖仕切りとの位置が微妙で、ちょっと座りにくいポジションです。豊橋鉄道では常時出しっぱなしのようですが、豊橋市民球場での野球の時など多客時は収納しても良さそうです。この車両には車椅子スペースが無いのでその代わりに…と言いたいところですが、握り棒が悪さして使えません。
座り心地は見ての通りのおまけ席、今後の運命やいかに?!


この画像の右上、名鉄時代と変わらない車両番号のプレート。787って書かれて「飛行機」よりも「東海道新幹線の車窓から見える看板」を真っ先に連想した私もすっかりオジサンです…。しかもあれ、数字違う……
 
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