東急80系・デハ87号車  (保存車)
 
  旧型車との別れがまだ頭の片隅に残っている方もたくさんいらっしゃると思われる、東急世田谷線。その宮の坂駅と隣接する宮坂区民センターの間に保存されているのがデハ87号車という車両です。宮の坂駅には平成2年に登場、実に20年ぶりの里帰りとなりましたが、生まれはなんとデハ29号という木造車体の車両でした!その後鋼体化となったのですが、保存車両のすぐ側にはその複雑な変遷を詳しく紹介した説明板があります。尚、この車両は東急現役時代ではデハ104号車と名乗っていた事が、また昭和45年から江ノ電に譲渡され、601号として活躍していた事があり、今でも「601」の切り抜き文字が車体に残っていますが、当ページでは東急現役時代の晩年につけられた車番であるデハ87号車として紹介しております。予めご了承下さい。
(撮影・取材:東急世田谷線・宮の坂駅(宮坂区民センター))
画像提供(■印除く):701系奥武蔵さん

 

 

 


窓の外からの光が木の床に陰影を与えています。そしてその床がいい味を出しています。車内です。
木の床の他にも、緑のモケット、ベージュの化粧板、正面の4面窓など、どれをとってみても懐かしさ満載です。
蛍光灯がつかないのが惜しいくらい(^^;;
戸袋窓に2本、桟が設置されているあたり、かなりバスっぽいですね。
資料不足故に年代に関してはあまり信憑性がないのですが(申し訳ございません)多分江ノ電時代に片運転台化工事が行われた影響で下高井戸側の運転台は撤去されています。しかしながら非貫通のままなのでちょっと洒落たデッキみたいな感じで、実際そこで揺られてみたかったなぁなんて思ってみたりします。


座席の様子です。手前の「禁煙」「世田谷線は大切に使おう!」といったチラシが哀愁を誘います。ロングシートの同車、袖仕切りがクロスシートの取っ手のような形をしていて、ちょっとしたいいアクセントになっています。
個人的には他の旧型車よりもモケットの緑がほんの気持ち渋めに見えるのですがいかがでしょうか??
ところでこの画像をご覧の通り、かなり窓が大きく取られておりすごく開放感があります(^^)。♪おおきぃことはいぃことだぁ〜


さて、先ほど下高井戸側では撤去されたという運転台ですが、三軒茶屋側では存知、車内と合わせて公開されています。
とはいえ田玉線などの車両とは違って現役時代も含めて客室とを完全に隔てていたというわけではないのですが・・・。
左がマスコン、右がブレーキハンドルとなっています。それにしても実にコンパクトにまとまっています。

蛇足かもしれませんが、東急から江ノ電にかけて、相方として一緒に連結されて働いていた東急デハ88号車(江ノ電651号)ですが、こちらも車体の一部だけではありますが、保存されています。

[おまけ]
それがこちら・・・!

な、な、なんと店の中に江ノ電が!!ということで「扇屋」という「江ノ電もなか」を売っているお店の宣伝も兼ねて、651号の運転台部分とパンタグラフが保存されています。近くには江ノ電も走るのですが、車内から見ていると何だか…妙、ですね(^^;; ちなみにこの「江ノ電もなか」、あまりにも人気で聞くところによると午前中で売切れてしまうこともしばしばあるとか、ないとか。
事実(高)もとある休日の夕方にふらっと行ったのですが・・・


正面ドアップです。そしてこのようなオチでした。うーんリベンジせねば。中は厨房になっているようで、運転台などは特に残されていないと思われます。

それにしても江ノ電時代と東急時代。
形はどうあれそれぞれが今なお人々に愛され続けている彼らはある意味「幸せ」な余生を送っているのかもしれません。

[おまけのおまけ]
江ノ電もなかはゴマ餡、梅餡、ゆず餡など全5種類あり、10個詰め合わせで1200円也。
1個からでも買えるようです(1個120円)
もなかの方には、それぞれ路面電車の絵が描かれた箱の中に入っており、10個入りを買うと車庫を模したパッケージの箱に入れてもらえるようです・・・買ったこと無いので信憑性は…ですが(^^;;;
お店は江ノ電江ノ島駅から鎌倉方向に歩いてちょっと、江ノ電と道路の併用区間にあります。小田急片瀬江ノ島からは若干歩きますが、途中でかの「紀州鉄道」の建物に遭遇する分、鉄な方にはダブルで楽しめるかもしれません(^^;;。

地図など、詳しくはこちら「湘南ポートサイト」をどうぞ。サザンがお出迎え〜♪
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