東京メトロ  千代田線6000系(5次車・6031F)
 
 

 

 

 


・・・・・・ この車輌、経堂から新百合ヶ丘まで多摩急を使った時にたまたま出くわしたのが最初の出会いだったのですが…あまりにも過激な色使いにただでさえ高血圧な身体が更に・・・いや、グロいのでやめておきましょう。
まずそのモケットにその袖仕切りや妻面の色は間違いなく合わないような気がするのですが・・・他車とモケットを統一したかったからそのモケットを使わざるを得ないのでしょうか。自分はどう見ても蕨餅にケチャップをかけたようにしか…(^^;;
4ドア、ロングシートです。


運転台との仕切りをご覧頂きます。一番左の窓は埋められておらず、ある程度前面展望が確保されたスタイルです。
ここも緑の柄の化粧板をふんだんに使っていますが、実物は画像よりももう少し濃く、鮮明に映ると思います。


妻面です。一部妻窓の下のスペースが異なる部分がありますが、この編成は全車輌妻窓、貫通扉つきのものになります。
また、この編成には車椅子スペースがありません。個人的には色んな期待を込めて(笑)作って欲しいんですけどね・・・。
えぇ、ここもグリーングリーンなスペースになっています。しかしながら見慣れてくるとどことなく落ち着いてきますね・・・。
消火器は画像右、妻窓の手前にちょこんとのっかっています。もういざと言う時はすぐに使える体制です。


天井はラインデリアを搭載。この編成は増備された時から冷房を搭載されています。
おかげで天井はすっきりしています。半蔵門線の8000系では珍しくないですが、6000系では珍しい方ですね(^^)
吊革は6000系共通のものを使用。経営が傾いてきたら握る部分の上のプラスチックにペタっと広告を貼ると、経営が…いや、元通りになるには程遠そう(^^;; 小田急車ではよく見かけますね。


床はシンプルに灰色一色。しかしながらこの画像の赤・緑・灰の3種混合は絶対に痛い・・・ではなくて、逆に灰色によって落ち着きが取り戻されている感じです。


ドア周りです。ドア窓は幾分大きいですねって言っても「正方形」故に車窓を眺めるにはちょっと辛いですが・・・。
LED表示機などがついておらず、逆に鴨居部分のスペースが狭いので、感覚的にはそれすらつかないくらいドアが大きい!ような気がしてしまいますが…錯覚です(^^;;
白系の化粧板が貼られてすっきりした雰囲気ですが、個人的にはここに緑柄を持ってくると小田急3000形もビックリ!な、だいぶ「楽しい、ぶっ飛んだ」電車になるのではないでしょうか(^^;; オススメはしません。


そして座席と、その周りをどうぞ。まずは7人掛けからです。モケットはさっきからしつこく言っている通り赤系の地で、ピンク色をだすんだ!とばかりに白く薄い3本線を引いて、定員着席をやんわりと促しています。さては某スポーツウェア人気に便乗したのでしょうか(^^;; 個人的には太さにメリハリをつけるとか、もう少しセンスがあってもいいのでは…なんて思ってしまいます。

網棚はひし形の形状、そして袖仕切りは床まで伸びていないタイプです。袖仕切り自体は非常にスマートなのですが、肘掛けの機能としては使いづらく、立ち客との干渉防止として割り切っているような作りです。


こちらは3人掛け。座り心地は結構奥深くまで腰掛けられますし、座面が適度な柔らかさなのでなかなか良いのでは、と思います。背もたれも適度な大きさに改められていますし、そこそこうまい具合に角度がつけられています。


そしてこちらが優先席区画の3人掛け座席になります。この色は袖仕切りや妻面と程よくマッチしていますね。紺をベースに白のラインを使ってグラデーションのような模様は着席区分云々よりも「優先席だ!」というのを訴えています。妻面の肘掛け(兼デットスペース)は少々使いづらい感じもしますが肘掛けとして機能する高さで、自分はお買得席〜だと思います。


そして最後はクローズアップ袖仕切り。今回はクローズアップしすぎていますが(^^;;
度々袖仕切りや妻面で出てくる緑の柄、実は「竹」を模しています。ちょうど幹?の部分ですね。これがまた妙にリアルで、ちゃんと節??まで再現されていますが、こんなに密度の高い竹林は見たことがありませぬ(^^; 竹からうまれたかぐや姫も翁も再現されていませんし(ぇ ただ、どことなく地下鉄の薄暗いイメージが癒しの、和めるスペースにちょこっとだけ変わったと言う点では、歓迎すべき模様だと思います。
そして、肘掛けも兼ねた部分は緑色の皮張りを模した模様になっています。営団のこだわり、ここにあり。
 
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