東京メトロ  千代田線6000系(1次車・6013F)
 
 

 

 

 


まずは我孫子寄り先頭車の車内からです。まとめページでもご紹介しましたが、外が明るいと側窓の小ささ、ドア窓の小ささ、そして乗務員室との仕切りの閉塞感が嫌でもわかってしまいましうね。4ドアロングシートの車内で、化粧板はクリーム系のものを採用しています。しかしながら・・・昔ながらの2段窓でも古さをあまり感じないのは自分だけでしょうか。


我孫子方から2両目、9号車の車内です。かつては5号車との扉がついている6号車までばっと見渡せたのですが、今は8号車と9号車の間に貫通扉を設けています。同様に2号車と3号車にも貫通扉があります。


乗務員室との仕切りの部分になります。ベロンと1枚の化粧板に申し訳程度の乗務員室の窓。窓配置は地下鉄モードです。また、どうやら吊革も地下鉄モードのようで、仕切りまで吊革が伸びています。
天井がフラットではないので、屋根にそって車内にも天井の丸みが見られるのですが、特に「まるまってるなぁ〜」と唸らせてしまう部分がこの仕切りです。上部左右、いかがですか〜まるみ具合?


先ほどちらっと書いたように、一部の車輌には貫通扉がついて妻面が埋まってしまいましたが、それ以外の車輌ではこのようなキノコ状の幅広貫通路がいまなお現役。ただ、更新にあわせてクリーム系の化粧板に切り替えられ、かつての暖かみのある木目調から一転、シンプルないでたちになっています。
それにしても葡萄園の如く吊革がだ〜っと次の車輌に続いているように見えるのが爽快!ですよねぇ〜。さすがです。


そして9号車の車端部、8号車側をチェックです。車椅子スペースは後ほど触れる事にしますが、それにしても蓋が多いですね〜。二つ三つの騒ぎでは収まりません。また、それに隠れて・・・いるわけではないのですが、消火器の蓋が左右あわせて二つあります。左側の蓋は荷棚の位置にあわせて小さめに作られており、入っている消火器も小さめです。

・・・この辺りで凍ってしまわれた方、おつきあいありがとうございます(^^; つまらないギャグ連呼に(^^;;;


天井を見上げてみると、堂々とダクトが2本連なっています。冷房改造車のうち、後期の方なのでこのように左右のダクト+扇風機といった形になっています。そのダクトもクリーム色で、角にちょっとしたRがついており、カクカクした雰囲気から脱しています。
また、車輌中央には扇風機も。かつては使っていない時には営団マークのカバーをかぶせて、パーマ仕立てのお嬢さんみたいなノリでぶら下がっていたのですが、最近はやらないようです。


床はこのとおり柄つきのものです。フットラインもさりげなく、真ん中の模様が羊の皮に見えてきたのは気のせいでしょうか(^^; 「羊の皮を被った地下鉄」・・・あれれ?


ドアです。よーく見ると、吊革の配列が全て線路と並行方向のみになっていて、垂直方向には1本も設けられていません。バーは通っているのですが、乗り降りの邪魔になってしまうのでしょうか。
ドア窓は若干低めの位置で、比較的中くらいの大きさのものになっています。化粧板でおおわれていて目立たないような工夫がされているのは他の編成と同じです。
なお、この編成にLED表示機はついていません。


窓は登場した時から全然変わらない2段窓。下段もちゃんと開きます。そのせいでしょうか、やはり1段窓よりも小さめに見えてしまいます。中央を横に区切る銀の桟のせいだけとは考えられないのですが・・・
カーテンはちょっと端がよれよれしていますが、こちらも灰色のまま。青くかこってあるステッカーだけは変わってある・・・と思いきや、営団のマークを抜いただけ。千代田線6000系が登場した頃の面影がちょっぴり残っています。


ただ、荷棚に関しては取り替えられていて、縦横に組んだ物を使ってちょっぴりカジュアルにリニューアル。


さて、ここからは座席ですが・・・まず最初に袖仕切りをどうぞ。床までぴったしくっついたタイプで、柄物の化粧板が内側、外側どちらにも貼られています。画像で見るとなんだか厚みが無くて便りなさげな感じがしますが、実物はそうでもありません。


さて、腰掛です。画像左が7人掛け、右が3人掛けのものです。モケットはこれまた昔ながらの焦げ茶一色です。7人掛けの方、座面は4人掛けと3人掛けで分けられているのですが、背もたれは7人分の長さになっています。
画像では座面が薄めのような気もするのですが、実際そんなに薄さは感じません。それよりも背もたれが立っているほうが…えぇ、上手い具合に姿勢がよくなります(^^;

とはいえ、まだ下り多摩急行が湘南急行の続行だったころ、お昼の真っ只中にまったり寛ぐのには申し分の無い車内でした。今は快急の直前の運転になったのであまりまったりできなくなったんですけどね・・・残念。


そして優先席のうち、かつてシルバーシートだった区画にはこちらの座席になります。青に白のグラデーションを表したラインで、こちらも着席区分などは特に意識されていません。画像右はその周りということで、窓のステッカーなどもあわせてご覧頂きます。下の窓に貼られたステッカーには「携帯電話電源オフ」の文章が書かれているのですが、他にも吊革にも同じような表記が記されています。それにしても・・・幅広貫通路と袖仕切りを比べてしまうと・・・ちょっとひ弱に見えてしまいます、袖仕切りorz


車椅子スペースです。9号車と2号車、いずれも両先頭車から2両目にあります。乗り入れ先の小田急は先頭車についていることが多いので、新百合ヶ丘で乗り換えるときなどは小田急車と位置がずれてしまいます。
握り棒は一本のみで、ちょっとよっかかるには難ありかなぁ・・・といった様子。


おまけ。幅広貫通路はキノコ状というだけでなく、COBAさん顔負けのアコーディオン奏者でもあるようです(^^;;
音がでているところを聞いた事が無いのですが(^^;;;
これ、貫通路に設けて不用意にホロに入らないための柵のような役割になっています。決してこの装置とホロが隣の車輌をつなぐ唯一の道具・・・というわけではないようです。

個人的には、この中はちょっと覗きたくないなぁなんて思います。なぜなら・・・・・・
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