東京メトロ千代田線といえば、1都3県を「丁寧に」走り回る路線としておなじみですが、その千代田線の主力形式といえば・・・えぇ、これだけ写真がでていたら答えざるを得ないでしょう…9000形と(^^;;
・・・ごめんなさい、ぼけてみました。6000系です。営団の。
試作車(通称ハイフン車)は昭和43年に登場しました。それ以後、8度に渡ってマイナーチェンジが繰り返され、最終製造年が平成4年。この長さゆえに、バリエーションは元から豊富なのですが、更新工事が始まって輪をかけてバリエーション豊かになっていきました。
当サイトでは、そんな今が旬!な東京メトロ6000系をグツグツコトコトほんのちょびっと取材していこうと思います。
…ちなみに撮影・取材場所はハイフン車を除いて全て小田急線内です。…誰ですか、怠慢だ!などと言って生卵投げた方は…(^^;;

 

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6000系(と、千代田線)の歴史
ここでは簡単に6000系の歴史と、千代田線の歴史をどうぞ。
昭和43年: 6000系1次試作車(ハイフン車)登場。チョッパ制御性能試験が目的
昭和44年: 6000系2次試作車(6001F)登場。 この年営団千代田線の大手町〜北千住間開業!
昭和46年: この頃6000系1次車登場(6002〜6013F)。 この年営団千代田線北千住〜綾瀬・大手町〜霞ヶ関間開業!
昭和47年: 6000系2次車登場(6014F〜6019F)。 この年営団千代田線霞ヶ関〜代々木公園間が開通!
昭和52年: 6000系3次車登場(6020・6021F)。
昭和53年: この年営団千代田線代々木公園〜コサキンでお馴染みの代々木上原間が開通!!小田急と相互直通開始。
昭和54年: 千代田線分岐線綾瀬〜北綾瀬間が開通!ハイフン車旅客運転スタート。
昭和56年: 6000系4次車(6022〜6028F)登場。
昭和59年: 6000系5次車(6029〜6032F)登場。私も登場(^^;
昭和63年: 千代田線6000系の冷房車化工事がスタート 6000系6次車(3033・3034F)登場。
平成02年: 6000系最終増備車である7次車(3035F)登場。 私は多分ピッカピカの…(以下自主規制
平成06年: ハイフン車大幅リニューアル。千代田線6000系冷房化率が100%に。
平成08年: 車体改修工事ついでに車椅子スペースの設置を開始。(2・9号車)
平成13年: 小田急「多摩急行」運転開始。一躍小田急多摩線の「顔」に。
平成16年: 営団地下鉄に代わり、東京メトロ爆誕。
平成17年: 1両の廃車も出ずに、計353両が現在も活躍中。
・・・・・あれ、06系と国鉄・JR関連のトピックスが無い・・・(^^;;;


6000系量産車の車内上の相違点
それでは、ここからが本番です。外観や制御機器などの特徴は多くのサイトで語られているので、ここではウォーリーの如く6000系の車内の相違点をすこ〜しだけですが、つまんでいこうと思います。
尚、挙げれば挙げるほどキリが無いので、細かい部分は省略してご案内致します。また、特に表記が無い限り比較車種は量産車(1次〜7次車)のみとします。

■車端部
まず、各車輌の接続部分である、妻面の形状は大きく分けて3種類あります。
A)キノコ状幅広貫通路 B)貫通扉つき(妻窓無し) C)貫通扉つき(妻窓あり)
・ハイフン車は全て(A)です。また、若干形状が異なります。
・また、2次試作車・量産車のうち、5号車と6号車の間だけは全て(C)の妻面になります。これは5号車と6号車の間で分割できるように簡易運転台の設備がついているからです。
・そして5次車以降に該当する車輌は、全ての妻面が(C)のものを使っています。
4次車までに該当する車輌は、大部分が2〜3・8〜9号車の妻面に(B)、5〜6号車の妻面に(C)、それ以外に(A)を使っている事が多いですが、極稀に5〜6号車以外全ての妻面に(B)を使っている編成もあります。

■運転台との仕切り
D)仕切り窓が1枚だけ E)仕切り窓が2枚)
これはわかりやすいですね。仕切り窓が1枚か2枚か、といった違いです。
ただ、共通して言える事は、どちらも前面展望は至難の技です。地下鉄車だから仕方が無いですよね…。

■床
F)柄もの G)灰色一色
登場当初は(G)が全盛だったようですが、更新工事とともに(F)に変更されています。
♪会いたいから〜いと〜しくて〜あなたの、思う事〜ウー(以下自主規制・・・失礼しました。

■天井(空調設備)
H)ダクト(丸型) I)ダクト(角型) J)ラインデリア
天井もおおまかにわけて3種類といった所です。
・(J)は4次車〜7次車が該当します。うち4次車は冷房化準備車でしたが、冷房化前からラインデリアを備えていました。
・(H)(I)は冷房改造車になり、先行改造された6009Fも含めて6008〜6010Fの3本のみ(I)のような吹き出し口が中央に寄っている形になり、それ以外の1次〜3次車は(H)の形状になります。ちなみに「丸型」「角型」は屋根についているキセの形で、これもそれぞれで細かすぎる差異があるようですが、外観からの区別が可能です。
・(H)(I)では扇風機も取り付けられています。

■LED表示機・ドア窓
側ドアでは二つの項目を見ていきたいと思います。
未撮影
LED表示機: K)全扉設置(1両8台) L)千鳥配置(1両4台) M)設置無し
ドア窓: N)中 O)小 P)細長
・LED表示機は、形などの差はありますが、設置状況のみで判断すると・・・(K)が6035Fなど極僅かのみで(M)が比較的4次車〜6次車に多い中、(L)は冷房化と同じタイミングで施工するのでしょうか、6024Fや1次〜3次車で時たまみかけます。まだ対応がちぐはぐで、取り付けられていない編成も多いです。

・また、ドア窓はドア上の広告とのスペースで判断できますが、4次車は製造時から小さめの窓になっています。これは営団8000系に合わせた設計だからです。また、冷房化と同時にドア窓の拡大縮小もやっている車輌もあるらしいのですが、当サイトではそこまでは極められません(^^;;
・6024・6028Fでは側扉を06系と同じものにそっくりそのまま交換、ドア窓の上下方向を大幅に拡大した車輌がいます。自分はあいにく未撮影なのですが、初めて乗ったときには「これが6000?!」とぶったまげたフリをしました。

■側窓
Q)二段窓 R)初めから1段窓 S)1段窓に加工
・もともと6000系は二段窓で登場しましたが、4次車からは最初から1段下降窓(つまり(R))で登場しています。また、バタツキや侵食防止の観点から(S)のように1段下降窓に改造された車輌もあります。大きさとしては(R)よりも(S)や(Q)の方が気持ち小さく、改造か否かの判別は辛うじて可能ですが、こちらもドア窓同様冷房改造時に少し手を加えられた編成があるとか、ないとか…(撃沈

■モケット・袖仕切りの形状
モケット T)ピンク柄 U)赤/ピンク V)茶色一色 (T)の優先席 (U)(V)の優先席
袖仕切り W)長い X)短い
・モケットは3種類。
・まず(T)は営団地下鉄末期頃からお目見えした、ピンクを基調としたシートで、黄緑でうっすらと区分がプリントされています。優先席は鮮やかな青。更新・製造日時を問わないでゆっくりと(U)(V)を置き換え中。
・(U)は特に4次車以降で見られるシート。着席区分はピンクっぽい色を薄い白のプリント柄で表現しています。優先席は(U)の青に背もたれの白グラデーションで有名な物になります。えぇ、塩入黒ゴマのビンですね(^^;;
・(V)は比較的1〜3次車で見られるシート。着席区分はありません。また。優先席は(U)と同じです。

なお、営団06系で見られるようなバケットタイプのシートはこの系列では採用されていません。また、一時期緑色のモケットが6035Fあたりで見られたのですが、2000年ごろから(U)のモケットに置き換えられています。なぜ(U)のモケットに置き換えたのかは謎です・・・デザイン的には退化している!とみてしまうのは自分だけです。

・袖仕切りは試作車が大胆奇抜!でしがた、量産車では比較的落ち着いた形状です。
・W)とX)の違いは袖が床についているか、いないかということです。たったそれだけです(^^;;

■網棚
・これは袖仕切りにも影響していますが、普通のひし形を連想させるような組み方のものと、縦横に組んだ物の2種類があります。最近は後者が増えつつあります。尚、全て金網状のもので、鉄パイプは使用していません。

■車椅子スペース
・最近は設置している車輌が増えていますが、どういうわけか5次車〜7次車には一向に増える気配がありません。
各先頭車から2両目に設けられています。

■消火器入れ
4・5次車は消火器が露になっていますし、1次車〜3次車のうちキノコ状幅広通路を採用している車輌には消火器が宙ぶ・ら・りになっています。千代田線で宇宙空間が愉しめ…ないんですけどね(^^;;
6次車以降は窓下のスペースに予め専用スペースを設けて、扉まで設置しています。また、他の車輌でも車椅子スペースの部分など妻窓を廃止した車端部では専用スペースを作って、ドアつきで置いてあります。あけるときはやっぱり「はいメロンパン入れになってま〜す」なんて言わないといけないのでしょうか(^^;;

■化粧板・色合い
・・・・・・・これについては、また来週ということで(ぇ
製造当初は1〜4次車がアイボリーorクリームの化粧板に木目調の袖仕切り、5〜7号車がアイボリーorクリーム色の化粧板に竹模様の袖仕切り(一部車輌は妻面も)という状態でした。しかしながら更新工事が進み、1〜4次車の、そして6000系の醍醐味の一つでもある、木目調の袖仕切りはベージュの模様が入った物に交換となり、まさに木目調の袖仕切りはフーテンの寅さんといった訳であります。
その木目調も、そして竹模様も製造時から濃さがちぐはぐなので、ここではこれまでの取材を元に、おおまかに4つの種類に分けたいと思います。。細かいところは編成別ページでチェックしてください。m(_ _)m
a)白系がベース
 ベージュ模様の袖仕切り
b)白系がベース
 木目調の袖仕切り
c)白系がベース
 濃い竹模様の妻面&more.
d)クリーム系がベース
 薄い竹模様の袖仕切り


以上、このサイトではこれら11点+αに注目していこうと思います。そして、実車はこれらを巧みに組み合わせて成り立っています。私が確認しただけでも量産車で12種類の車内バリエーションが実在します。さらにあるかもしれません(>..<)
それにしても文章ばかりですみませんでした・・・。お疲れ様でした。

編成別車内ガイド
それでは、お待たせしました。今まで取材してきた、数少ない画像を編成別にページにしました。
まだ寂しいですが、ちびりちびり取材していければ、と思います。
     ・6002F     ・6008F     ・6012F     ・6013F
     ・6016F     ・6018F     ・6022F     ・6030F
     ・6031F     ・6035F     ・ハイフン車

参考文献・おすすめリンク
6000系について、さらに車内外に興味をもたれた方は、次の雑誌・サイトをどうぞ。
きっとここよりも素晴らしい6000系ワールドに出会えるはずです。

・鉄道ファン1996年10月号(交友社 刊)
   特集がそのものズバリ「カラフル営団地下鉄2401両」。少々古くなりつつありますが・・・
   営団好きなら持っていて損はないです。現に自分も少ない小遣いはたいて手に入れました。400円で(^^;;
   6000系ではハイフン車や6035F登場時の車内などがばっちり掲載されています。

・鉄道ジャーナル1980年5月号(鉄道ジャーナル社 刊)
   特集というわけではないですが、6017Fの(恐らく登場時)の写真が数多く掲載されています。
   木目調でキノコ状幅広貫通路の車内と営団マークの扇風機カバーは必見。時代を感じる解説つき。
   それにしても、小田急沿線住民が6000系を「監獄電車」って呼んでいるシーン、聞いた事ないですよ(^^;;;
   今度そのあたりは木村野百貨店座間店の受付カウンターで聞いてみようと思います・・・

音の出る鉄道写真館(龍ヶ崎機関区さん運営)
   6000系研究室がとにかく凄いです。2000年当時の営団6000系の状況がつぶさにわかります。
   また、車内画像も数多く公開されており、クーラーの形状解説とともに参考になります。
   量産車の原型の車内や妻面に貼られたシルバーシートマークが無料で拝める、数少ない貴重な地です。


*まとめさいとは取材等の成果をもとに時々更新をかけます。また、編成図や編成別相違点一覧表などを入れたりするなど、わかりやすくなるような工夫も適時していきますので、お楽しみに〜。

つづく。
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