札幌市交通局東豊線  7000形
 
  北海道日本ハムの熱烈なファンな方にはすっかりお馴染みな地下鉄になった、東豊線。その主力車輌が7000系です。1988年の東豊線開業以来、4両1編成と札幌の地下鉄にしては若干コンパクトな陣容で走り続けています。
東西線の車輌とは同一規格になっており、車体長の18mの他、電気関係も東西線の6000系と同じシステムとの事ですが・・・6000系よりも親しみを持てそうな顔なのはなぜなのでしょうか(^^;;
尚、6000系には前面の形状などを変更した増備車がその後登場しています。「ST」マークや行先表示機が目印ですが、今回は左の画像の車輌、すなわち登場時から頑張っている方を取り上げます。

(撮影・取材:札幌市営地下鉄東豊線・福住駅)

 

 

 


車内の様子、まずは全景です。
・・・水色です(^^; ふんだんに東豊線のラインカラーでもある水色が使われており、地下鉄ではなかなか味わえない「爽やかさ」が堪能できます。ただ、座席のモケットや、床とのバランスは・・・微妙ですよね。ハイ。

そして、窓の大きさには圧倒されるばかりです。ただ、ある物が無い分大きく「見えてしまう」のかもしれません。

18m3ドア車、ロングシートの車内は乗車時間が比較的短い地下鉄ならではの構成です。


車端部の様子です。先ほどとは逆サイドです。・・・えっと、何かの要塞でしょうか(^^;;;

珍しい?6角形の幅広貫通路です。自分も初めて見た時には驚きと割り切りの良さに開いた口が塞がりませんでした(^^;;;;。6角形というのは外観の画像、前面の窓下にさりげなくついていた、札幌市の市章をイメージしたものかと思われます。
そして、貫通路の周りもカクカクブルブルしてますね。ブルブルしているのは自分だけかもしれませんが、窓上の化粧板をナナメに配置してみたり、フラットな天井にしてみたりしています。うん、車内断面に「丸み」を持たない構成に「こだわり」すら感じます。


ナナメ具合は乗務員室の仕切りでもはっきり確認できます。
ただ、よくよく考えると、ドアエンジンのカバーも兼ねた設計である事が伺えます。その点では、実に合理的なのかもしれません。
地下鉄車なので乗務員室の仕切りにおける「窓」は中央の一つのみになります。


天井には所々ラインデリアが設置されています。車内の端から端というわけではなく、必要最低限の設置になります。
広告類はさすがに都市を走るだけあって賑やかです。吊り広告もきちんと備わっているのですが、そのすぐ隣には吊革、そして蛍光灯と思った以上にごちゃごちゃした感じを受けます。

その吊革は三角形。比較的最近の登場だけに、握りやすい形状のものをしっかり使っています。


ドア付近です。戸袋には窓が無いかわりに、模様が描かれています。
また、ドアにも窓下に模様が入っていますね。この辺りはまた詳しく見ていきましょう。
ドア窓は側窓と同じくらいの高さがあるのですが、ドア開閉時の注意を促すステッカーによってその半分以上が埋められてしまっています。下の方にあるステッカー、以前は巨大なタヌキが居座っていたようですが、地下鉄よりも狸小路の方が居心地が良かったようで、今は四角形の単純なものになっています。


さて、注目の模様です。ドア下はこの通り、羊が丘の展望台を彷彿とさせる、羊牧場の柄です。
のんびり、ほのぼのとした空気を感じさせてくれます。ここが一瞬、都会である事を忘れさせてくれるような…
ちなみに「羊の皮を被った狼」はいませんでした(^^;;;;

こういうさりげない風景が地下鉄から楽しめないのがちょっぴり残念であります。


こちらは戸袋窓の模様です。スズランなど道内で見られる花、そして飛行機の絵柄。
高○屋のエスカレーターの「のりだし防止板」についていたような「バラの柄」ほど目立つわけでもなく、しかしながら見事に上品な雰囲気を醸し出しています。この車輌の一番のセールスポイントでしょう。

左側には小さいながら鏡があります。都会を縦横無尽に走り回るキャリアウーマン待望のアイテムですが、一歩間違えると周りの化粧板共々ホンモノの「化粧室」に化けそうな気がしてなりません。考えすぎですね。


座席です。ドア〜ドア間は9人掛けになります。
茶色の、実に鮮やかなロングシートなのですが・・・周りの爽やかさに追いついて行けない、逆に言うと座席だけ「自己主張」しているような、そんな色合いです。

バケット化などは行われていないものの、座席の区分を4人・1人・4人として分けています。
座り心地ですが、若干柔らかいかなぁ・・・といった感じでした。


車端部は4人掛け。ただ4人で座ると若干窮屈かもしれません。パイプ構成の袖仕切りがせめてもの救いかもしれません。
モケットが眩しいですね〜。


一方優先席の区画は紺一色。どうですか、こちらの方が周りの雰囲気にマッチしていませんか??重厚感もありますし(^^) ただ、これは自分の「青系モケット好き」なだけかもしれませんが(^^;; 座り心地は茶色モケットのものとあまり変わりません。


さて、冒頭で「ある物が無い!!」と騒いでいましたが・・・もうおわかりですよね。
この車輌、荷棚がありません!!トリビアにもならないネタですが(^^;;確か高加減速と絡んだ理由だったと思うのですが、札幌市交通局の地下鉄車全車にあてはまる「オキテ」として、脈々と受け継がれています。

自分みたいな「大荷物」を抱えての移動になる方はちょいと荷物の置き場に困ってしまうかもしれません。


おまけ。羊が丘展望台の夕景です。東豊線の終点福住駅からバスで住宅地を抜けると、このような草原に出くわします。
先ほどの模様よりもちょっと物足りないのはサイロの代わりに札幌ドームが登場しているからでしょうか(^^;

さて、中央バスで福住から展望台に向かっていた途中、ちょっとした「ネタ」が転げ落ちてきました。バスの車内に居ながらにして入場料を徴収され「なんて大胆な・・・」と思っていた矢先、なんと車内にて「停留場読み」のお姉さんの声、「メガネのスカイ」のBGMで「展望台のガイド」が流れ始めてしまったのです。なんだかよくわかんない歓迎ぶりに、唖然としてしまいました・・・。つい20秒前までは住宅地を走っていた路線バスだったのに・・・この変身っぷり、皆様一度お試しあれ。
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