大阪市交通局  堺筋線66系[後期車]
 
  長らく60系と66系が混在していた堺筋線ですが、60系の老朽化が目立ってきたことから66系の製造が再開されました。しばらく間が空いてしまったこともあり、内装、外装それぞれ改良された部分がありましたが、基本的なスタイルは以前作られた車両と変わらず、運用なども分け隔てられることはありません。
なお、当サイトでは便宜上先に作られた1〜12編成を前期車、後に作られ、今回ご紹介する13〜17編成を後期車という形で分けて案内しますので、予めご了承下さい。
合計5編成作られ、60系を全て置き換えています。全部で17編成なのでそのうちの大体3分の1が後期車ということになるのですが、最近は後期車のモケットに貼り替えた前期車もいるなど、少しずつバリエーションが豊富になってきているようです。
(取材・撮影 大阪市営地下鉄堺筋線・天下茶屋)

 

 

 


後期車の車内全景です。開放的な部分はそのままに、でも全体的に落ち着いた色合いに仕上げており、ラインカラーでもある茶色を全面的に押し出した格好になっています。落ち着いたとはいいますが、乗り入れ先の阪急の車両とは異なる、ちょっと軽い雰囲気も持ち合わせている部分も大いにウリになりそうな気がします。3ドアロングシート、18mの車体長は66系の共通項です。
シンプルな仕上げと座席モケットの格子を織り交ぜた柄は今里筋線の車両でもみられており、大阪市交通局としてはこのデザインをスタンダードにしていきたいのかもしれません。

 
市民税、府民税のお支払いを!という中吊りを受け止める思いは少々複雑な物がありますが(^^;;乗務員室との仕切りは非常通報機の形状が変わったくらいで、他は前期車とほとんど変わりません。扉上にあるブルーバックの「お願い」もそのままです。以前の非常通報機は大きさも含めて結構目立っていたのですが、後期車に関してはあまり目立っていません。
それにしても、左の窓の上にある広告スペース、果たして活用されているのでしょうか・・・?

 
車端部です。妻窓と長い窓が印象的な貫通扉はそのままですが、車椅子スペースの位置が変更になったため、全車両、全ての車端部が左右それぞれ4人掛けのロングシートになっています。ただ、優先座席を色で区別するようになったために車端部のバリエーションとしては前期車と同じ2種類になります。
乗り入れ先の阪急の通勤車は化粧板を木目調で整えるため、地下鉄区間でもこの装いがカジュアルに見えてきます。


車椅子スペースはドア〜ドア間にあり、車端部に設けられた前期車とは位置が異なります。車端部の2人掛けの座席が中途半端に見えたのかもしれません。車椅子を固定する器具や非常通報機もあり、ドアの窓にまで車椅子ステッカーが貼られていますが、吊革は車椅子スペースを特に配慮しない形になっており、座席の前にあるものと同じ長さになっています。


その吊革の並びが通勤車両っぽさを出している天井です。いやぁ両脇のカバーつき蛍光灯だけだったらどう頑張っても通勤車両として紹介できそうになかったとです。
真ん中にはラインデリアを通す格好も前期車と同じで、機能的な部分は揃えてきていることが伺えます。


一方床は前期車から大きく異なる模様になりました。ベージュのコルク調の一色で、それまであったオレンジ色の派手なフットラインはなくなりました。さてはオレンジ色が紛らわしかったのでしょうか?(^^;;

 
ドア周りです。白い化粧板と大きな広告が目立ちます。やや鴨居部の頭でっかち具合が気になりますが、前期車から大まかなデザイン変更なく新たな物を加えた割にはスマートに収まっていると思います。ということで、後期車には新たにLED表示器が千鳥配置で設けられ、もう一方には路線図とドアがどちらに開閉するかを示す装置が設けられています。
 
ということで一気に鴨居部まで載せてしまいます。どちらも広告の上といった具合で、黒くなってはいるものの、どうも広告の方が目立ってしまいます。そして左側には謎の「Osaka」ステッカーが・・・これはこれは各ドアの上に東京メトロのマークやJRのマークを掲げるようなもので、「どうだ!これが立派な大阪市交通局の車両だぁ!!」と熱烈猛アタックですよ、奥さん(^^;;;
LED表示器は行き先、次駅案内から広告までなんでもござれです。


側窓は3連窓。桟にも窓にも惜しみなくステッカーが貼られています(^^;; カーテンの汚れたような色合いが気になりますが、堺筋線のラインカラーに合わせて元々その色だったらごめんなさい(^^;;


その下に視線を照らし合わせてまずはドア〜ドア間から、座席です。
9人掛けのロングシートになり、座面にはバケット形状を取り入れています。また、スタンディングポールも新たに取り入れ、かなり着席定員にこだわっている様子がうかがえます。

このドア〜ドア間、実は前期車では10人掛けでした。定員着席と引き替えに座席数の減少・・・ 前期車の模様の中途半端さを考えれば妥当かもしれませんが、朝の通勤にはちょっと辛い改良です。


車椅子スペースの隣は7人掛けのロングシート。袖仕切りは他の部分とほぼ同じ作りながら、窓とパイプが干渉しないように工夫されています。個人的にはその袖仕切りの化粧板で覆った部分がちょっと低いかな?という気がします。
この角度から見ますと、思ったよりも座面が平べったそうに見えます。

 
車端部の4人掛け、モケットは2種類あります。左の画像は通常仕様のモケット、右の画像は優先座席のモケットになります。落ち着いた茶色に対して鮮やかで、少し明るい青色を使っており、デザインを壊さないまま優先座席だということをやんわりとアピールしています。また、妻面にはちょっとした腕を逃がせるスペースがあり、窮屈さを感じさせません。
最混雑区間は終日立客で賑わうであろう地下鉄路線において、この余裕はちょっぴり嬉しくなります。


最後にクローズアップ袖仕切り。公営ということもあり?!袖仕切りも内側にしっかりモケットが貼られています。前期車が座席モケットの貼り替えを行っていますが、後期車にその順番が回ってきたときにここまで貼り替えられる余力があるか否か、そしてそれが何にかかっているかは・・・東京都民の管理人からは何も言えませーん(^^;;;
 
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