名古屋市交通局  東山線5000形
 
  暗闇の中で微笑むキッコロとモリゾー……んギャー(T_T
なんてのっけからホラー仕立てでお送りしていますが(^^;;愛知万博の足の根幹を担当した市営地下鉄東山線。その主力車両が5000形になります。
ちょっと暗くて見えにくいですが、丸みを帯びたブラックフェイスが特徴のこの車両、生まれは1978年。以後、1990年まで製造が続いたわけですが…当時の名古屋都市圏において銀色のアルミボディはなかなか新鮮に映ったのではないでしょうか。事実登場してから20年以上経っていますがまだスタイリッシュな雰囲気が感じられます。2編成が廃車されたものの、それ以外の車両はまだまだ東山線で現役です。
(取材・撮影 名古屋市交東山線/高畑)

 

 

 


まずは車内全景からですが…いやぁ奥まで見渡せるとはいえ、少しスリムな感じがします。
3ドアロングシートで16m車で、車体の幅は2500mm。JRの201系が2800mmなのでその差は30cm。30cmの差は感覚的には結構大きいんですね。また、トンネルが小さい関係で車体の高さもおさえられています。
外観の軽快さからはちょっと想像し難い、ベージュの化粧板と灰色の床がこってりした雰囲気です。


くるっと回れ右をして、乗務員室との仕切りです。なお、元画像があまりに(中略)だったので少々回転加工させました。
仕切りがまるで正方形のように見えるのは、その仕切りの上に冷房装置が載っているためで、天井の方の様子はまた後ほどご紹介するとして、仕切りは仕切りでこれまたユニークな様相です。左の仕切り窓は位置が高いですし、右の仕切り窓は外観に合わせて細長いですし。広告も「窓に合わせて貼ってみた!」雰囲気が出ていて、乗務員扉の隣のステッカー広告は最初貼る時に位置を合わせるだけで苦労してそう…だと思うのは自分だけです、きっと。


そして妻面に移動です。こちらも多少なりとも正方形な雰囲気ですが、それがあまり出ていないのは貫通路、そして丸みを帯びた妻窓のおかげでしょうか。この妻窓は開きませんが、側面のキリッとした窓とは違ったデザインにこだわりを感じます。
天井を見てみると、蛍光灯が随分外側に寄っています。これも冷房装置が出っ張っているための弊害ですが、車内を照らす分には問題の無い設置場所になっています。むしろ明るく照らされる事によってスポンサーの方は結構喜ぶのではないでしょうか(^^;
ちなみにピンクのステッカーは隣の車両が女性専用車になるよ!という案内です。


天井です。パッと見フラットに見えますが、真ん中にずしんと一段低い部分に冷房用のダクトが通り、その脇に一段上がって蛍光灯、そして側面へとつながっていく流れになっています。東山線では初の冷房車ということだけあって、ダクトの下は少し時代を感じさせるラインデリアと吹き出し口があります。 その両脇を固める吊革は広告枠つきのもので、ドアの部分には設けてありません。高さが低いため、止む無く…という部分もあったのかもしれません。


さてこちらの画像は何を言いたいのかよくわからない画像ですが(^^;; ダクトと冷房機器が合体している部分です。
冷房機器がかなり薄いものが使われています。しかし、それでも車内に大きく出てしまい、結果ダクトよりも少し低い位置に天井が来るようになりました。とはいえ、傾斜がついているので「なるべく自然な流れにしたかった」なんて声が聞こえてきそうです。この部分、少々圧迫感はあるものの、照明関係の窪みはちゃんと作られているので、照度が不十分なんてことはありません。

それにしても…最初乗ったときにはビックリしました・・・ここの部分に(^^;;;


床にいきます。グレー一色と思いきや・・・思わぬ尖兵がドアの前にありました。なんと、ドアの前だけレンガ色なんです。これ、なかなか斬新なアイデアではないでしょうか。また、「ドアの前だから注意してね!」なんていう注意にも通じそうですね。座席と一体的に見ると左右に茶色、真ん中にどすんと灰色。うん、車内全体で長い線を描くような格好になるわけですが、遠くを見渡すと・・・その効果が発揮される前にドア前のスペースそのものが見えなくなることがしばしば・・・(^^;。


ドアです。車端部の天井が低い部分ですが、入ってくるときにはこのように見えます。よくよく見るとドアの中心と天井が低くなり始める部分が同じ位置ですね。いや、若干どうでもいい指摘ですが(^^;;
化粧板が貼られ、丸みを帯びた窓に惹かれてしまいますが、右の座席と左の座席の袖仕切りの違いの方にもぜひご注目ください。右の方はにょきーっと伸びて吊革と一体になっていますね。例の低い天井がもたらした「伸びろ!にょい棒!!」です(^^;
鴨居部分が少し丸まっていますが、それだけ車体断面の小ささが伺えます。

 
ドア脇のピンポイントアクセサリーを二つ。まず画像右はレトロな趣の非常ボタン。色といい、ランプのカバーといい、おおよそアルミ車体の外観からは想像さえつきません。
もう一方は鏡です。名古屋嬢を輩出するだけあって交通局総出で身だしなみに気を配っているのでしょうか。とはいえ、ちょっと小さいサイズです。あ、ちなみに輩出と打って真っ先に「テヘンに非ず」の漢字が出てきたのはオフレコで(^^;
下の広告は別に狙ったわけではありませんが、たまたま業界的に有名な方の名字と被ってました。ただそれだけ(^^;;;。


側窓の大きさよりも驚くのが荷棚。な、なんと側窓部分には設けられていないのです(^^; 先ほどのドアの所でも「車端部には荷棚が無い」とご紹介したのですが、どうやらこの車両、荷棚のある部分にありつく方が難しいようです。
確かにあまり利用している方はいないようですし、正直あまり置いてもらいたくないのかもしれません。
そして、荷棚の設置場所よりも上辺が高い(^^;大きな大きな側窓。この車両のチャームポイント的存在で、真ん中の上窓のみ開閉が可能です。


座席は3種類。ドア〜ドア間はこちらの座席です。8人掛けで、特にバケット化などはされていませんが、背もたれと座面が分離されたスタイルになっています。結構珍しいスタイルで、JR209系の先輩格と言い切っても構わないと思います。
残念なのは座り心地。背もたれは結構フィットするのですが、肝心の座面がガチガチ。あまり沈み込んでくれません。短距離用と割り切る必要がありそうですが、地下鉄的にはそのような役割が「理想的」なのかもしれません。座面までお役所モードにならなくてもいいのに…とは余計なボヤキです。


車端部です。こちらは3人掛けになります。いやぁ〜それにしても茶色のモケットがまぶしいですね。
袖仕切りはシンプルなものですが、着席時の肘掛も兼ねた設計になっているのはさすが。窓枠のおかげもあって、そんなに窮屈には感じないと思います。
座席下を鉄板で覆ってしまうのはユニークですね。


そして優先席区画。モケットの配色違いということで、灰色のモケットが使われています。シルバーシートの名残がここにあります。しかし・・・このパターンの配色、どっかで見た事が…そういえば似たような構造の座席もどっかで見た事が・・・あれ、あれれ?これ以上探求すると同じような黄色の電車で所沢に連れていかれそうで(^^;;

ちなみに、同時期に導入されていた鶴舞線の車両はこのような構造の座席ではないんですよね。しかもその後に作られた車両はかなりの確率でバケットシートを導入。うーん…導入理由が気になるところです。



〜おまけ〜

単純に停車駅案内ですが…少しプラ板の抑え方に特徴があるようで、結構味があります。
なんてったって上はビスですから…広告枠というよりも、ちょっとした掲示板っていう感覚です。
 
・・・必死こいてオチを考えたのですが、この画像ではオチません(>< 反省。あんど日々是精進。んがぁ。
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