万葉線  デ7070形[非冷房車]
 
  画像は平成28年に行われたとある車内学オフでのヒトコマです。この後、猛烈な腹痛に襲われながら高岡駅に戻るという忘れられないシーンが待っています。故に、屋根の上が軽くそうに見えても、ちょっと商店街の雰囲気が古めに見えても、平成28年10月取材の画像をご覧いただきます。
加越能鉄道から引き継いだ万葉線、赤い超低床車がお馴染みになる一方、加越能時代の車両も引き継いで運用に入っています。デ7070形で、冷房車2両、非冷房車3両が稼働しています。富山地鉄にも同世代の車両がいるので決して珍しい存在ではないのですが、特に腰ノ潟駅で電車を待っていると妙に周りに馴染むこの車両の方が嬉しくなってしまうものです。
そもそもなぜ5両だけ残したかがわかりませんが、ゆくゆくは世代交代もあるのでしょうか、記録と記憶はお早めに。
(万葉線・高岡駅〜腰ノ潟)

 

 

 


車内全景です。このご時世の非冷房車は涼しければ楽しい車内、そして両脇のカバーつきの蛍光灯が華を添える車内です。ノスタルジックな雰囲気を地で行く車内ですが、それでも床は登場時からリノリウムで、木のぬくもりまでは感じません。地鉄との決定的な差はドアの配置で、万葉線は前後ドアになっています。故にロングシートはドア〜ドア間一直線。この潔さが好きです。
ドアが閉まると吊り掛けの音と共に加速につられて吊革が動く様は見ていて愉快で、私のようなたまにしか乗らない旅人にとっては何にも替えられないアトラクションのような感覚です。ただ、この車両は非冷房。暑い時期に運用に入ってしまった暁には…。

 
意外と年齢を隠せないのは乗務員室周りではないでしょうか。画像を2枚並べたのはステップの塗装をご覧頂きたいからで、外の塗装に合わせてステップのへりの部分まで色を塗っているわけですが、ピンク色の車体の場合はステップの注意喚起にも役立つ色になっているのに対し、紺色の地味さときたら…それでも、若干ステップに向かって傾斜がついている点で気づいていただけるものかと思います。縦に長い仕切りの一番上に「禁煙」と書かれたプレートがありますが、見にくいせいか右側にも「禁煙」と書かれたプレートを貼り付けています。運賃表示器の位置も独特です。


天井周りです。カバーつき蛍光灯、そして中吊り広告と吊革というシンプルな組み合わせなのですが、天井中央に時折現れるビスの跡が大変気になります。配線の跡までは伺えないので、扇風機とかファンデリアではないと思うのですが…。このあたりは機会を見て探る必要がありそうです。
独立した蛍光灯は必要最低限の本数に見えますが、結構蛍光灯どうしの間隔が短いので、ビルの1階にスッポリ収まった高岡駅でもご覧の明るさです。


床は緑一色です。時折見える黄色い表示は足元暖房の注意喚起です。


ドア周りです。前後ドアのため、ドアはこの1種類のみになります。結構開閉時の勢いがすごく、この部分の滞在時間は長くないと思いますが、ゆびづめには注意です。塗りドアの片開きで、ドア幅目一杯に窓ガラスが貼られています。
動線を考えると余裕が無いのが伺えます。運賃収受と足元、どちらも気を付けないといけません。超低床車ではこのあたりの動線が緩やかになっているので、たまにこの車両が来るとちょっとドキッとしてしまうかもしれません。


窓周りです。見事なバス窓です。下の窓が開きます。否、開かないと夏場は大変な事になります(^^;;
窓枠の上の広告枠もローカル色豊かですが、アイボリーを基本とした塗装に疲れはあまり感じません。


ドア〜ドア間の座席です。座席はこの1種類のみで、窓ガラスで優先座席の表示はしてありますが、モケットでの区別はしていません。北陸地区では割と珍しい紺モケットの登場に歓喜の声が聞こえて…くるのは私だけですかそうですか(^^;; 沈み込みは緩やかに、座面短め、背もたれ低めのやや小さめのロングシートは若干座面位置が高いようにも感じました。路面電車ならではの短距離向けにシフトした座席ですが、なるほど座面下のヒーターにも膝裏があたって「アチッ!」となる光景が想像できます。
地鉄のようなリニューアルもまた楽しいですが、妙な柄のモケットに変わることなく、このまま走り切ってもらいたいものです。


シンプルな運賃箱です。また、外観から想像できるとおり、乗務員席の周りはコンパクト…すぎることが伺えます。


次とまりますの表示です。意外にもお手本のようなゴシック体でした。
 
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