JR西日本  213系[ワンマン編成・体質改善車]
 
  213系も岡山地区でのローカル運用が主になってからすっかり年月が経ちました。こうして宇野線、瀬戸大橋線でチラッと見ると未だに不思議な感じがしますが…(^^;; 体質改善工事が行われるお年頃になっていたのも「気が付いたら」といった感覚で、特に今回取材したワンマン車は改造してからさほど年月が経っていない気がするのですが…(^^;;
前面はあまり変わっていません。目立つのは行先表示がLEDになった程度ですが、LEDも粒が大きいものでなんだか進歩したのかどうなのか正直微妙なところです(^^;; 画像は増設された先頭車ですが、相変わらず違和感しかありません。帯の色も車体本体と僅かに違いますし(^^;;
宇野線の他にも伯備線〜赤穂線のワンマンカーとして見る機会も多いようです。
(取材・撮影 JR宇野線・茶屋町〜宇野)

 

 

 


フレッシュグレーと黄色を多用した車内全景です。2ドア転換クロスシートはそのままですが、これまで車内の雰囲気づくりに大きく貢献してきた「薄緑」や「青」といった寒色系の色は一掃された格好です。外観と内面とのギャップが大きいですが、これがJR西日本の体質改善車としての色、そして構成なのでしょう。モケットに至っては岡山地区の他系列にも使い回しができますし…(^^;;
前の車内を知らない人にとっては大変きれいで、過ごしやすそうな車内に見える事かと思います。前の車内を知っている人は…しばらくそのギャップにドキッとしてしまいそうです。


宇野方先頭車の車端部はこれまでと同じ配置、クロスシートが左右3組ずつ展開しています。
前の仕切り板がガラスで一部のみ覆った形態だったため、壁になった上に整理券発行機まで展開しているドア周りは正直窮屈そうに感じます。ただ、イタズラに席を減らした221系とは異なり、この車両のこの部分は座席を減らしていません。
妻面の仕切り扉は銀色の無塗装に、ガラスはかなり下まで伸びました。画像では見難いですが、非常用の梯子がキチッと入れ物に入って妻面に入っているのはさすがです。結構岡山地区では梯子が剥き出しのまま置かれていることが多いんです、妻面や網棚に…。


一方岡山方先頭車の車端部は新たに車椅子スペースが設置されました。各車両に車椅子スペース…との考えでしょうか、それとも立席スペースとしての座席撤去でしょうか。後者だとしたら前の車両とのバランスの悪さが気になります。その車椅子スペースの模様は後ほどです。

 
乗務員室との仕切りです。左の画像は宇野方先頭車でトイレ、車椅子スペースをこの位置に設置しています。右の画像は岡山方先頭車です。どちらもドアから乗務員室までの座席を全て撤去し、立席スペース…かつワンマン運転の際には運賃箱広場を作れるようなスペースになっています。空間の無駄遣い…と思いつつ、運賃収受の動線を塞げない事情を考えると何ともできないもどかしいスペースです。それこそ、ロングシートの配置で折り畳みができる補助椅子でも置いて頂きたいものです…。
仕切り扉を引き戸にした関係で、助手席側の窓が縦長の物に更新されています。


トイレは大型の物をワンマン運転対応改造時に設置し、今回の更新で化粧板がフレッシュグレーになっています。見た目凸凹がなくなったのは良いとして、以前の化粧板も年月あまり経っていないと思うのですが…何か不満でもあったのでしょうか?(殴

 
そのワンマン運転対応改造の際に設けられた車椅子スペースが左の画像、今回新たに増えた車椅子スペースが右の画像です。それぞれ宇野方、岡山方になります。宇野方の車椅子スペースも握り棒の更新やヒーターの塗装、非常通報機の設置などをこの体質改善工事で行い、結果として見た目がかなりスッキリしています。素晴らしいです。
一方、新たに設置された車椅子スペース…ここも補助椅子が欲しいですね。こんなに広い車椅子スペース、必要ありますか?ドアから握り棒が伸びている点は評価できますが、整理券発行機は逆の座席側に設置できなかったものでしょうか。うーん、もう少し工夫ができそうな空間のような気がしてなりません。


天井周りです。意外と気づかれないポイントかもしれませんが、通風機を撤去したことと関連して天井もきれいに作り変えられています。冷房の吹き出し口も無塗装の銀の物になっています。中吊り広告がぶら下がっているところが窮屈に見えるのは今も昔も変わりません。


床です。こちらも全面的に張り替えた上、ドア付近には滑り止めに凹凸が入ったものを用いています。雰囲気はちょっとサイバーな感じ。床と天井が入れ替わると見た目が随分変わるものです。美しい床です。

 
ドア周りです。右の画像は鴨居部に新たに設置されたLED表示機です。窓ガラスが複層のものに切り替わったドアはだいぶ見た目が変わりました。ドア本体と窓との段差がきわめて少なくなり、開く際に指を挟みにくくなったのは嬉しい配慮です。
LED表示機は文字が小さいのが頂けません。情報は次駅、行先案内が中心です。鴨居部とドア単体で見ればアーバンネットワークを颯爽と走る新快速電車そのものです(^^;;


また、半自動ドアのスイッチも新たに設置されました。岡山地区では当たり前の設備だったので今までなかったのが不思議なくらいの設備です(^^;; 緑とピンクのボタンの配置、なかなか珍しいのではないでしょうか。


窓です…と言ってわざわざここを写さなくても…戸袋部分に設置されたLED表示機の裏側がこんな感じで、これはワンマン運転対応改造の際に設置されたものです。元々窓の大きさが気持ちの良い車両ですが…戸袋窓全てが塞がれなかったよりは良かったのかなぁ…と思う今日この頃です。
近年非常通報機のシールが蓄光のものに切り替わっている車両が岡山地区全体で増えてきているようです。この車両も同じ流れで、京王以外にも徐々に普及しているんだなぁというのを実感しています。

 
転換クロスシートが並ぶ座席です。ドア〜ドア間は宇野方先頭車は左右各7列、岡山方先頭車は左右各10列設置されています。全席とも背もたれが転換します。固定座席は一切ありません。仕切りは床まで伸びた壁のものに更新されました。これは嬉しい配慮で、座っていて落ち着かないことはなくなりました。結構ドアギリギリに壁なので立席スペース自体は確保できていませんが、逆にこの位置で立席用のクッションや補助椅子を考えなくても良い…というコスト的な一面が交換へのステップの一つだったかもしれません。

 
車端部も3列、背もたれは全て転換できます。故にこの車両には進行方向逆向きに強制的に座る「ハズレ席」がありません。瀬戸方先頭車の車端部は優先座席に8席指定されていますが、モケットではなくヘッドレストカバーやつり革、窓のシールで区別しています。遠くから見るとあまり通常モケットとの区別がつかない感じですが…窓のシールの存在で「ハッ」と気がづく次第。よく考えられているような、いないような…。

 
座席です。右の画像が優先座席仕様です。モケット・ヘッドレストカバーの張り替えと握り棒の大型化が主で、窓側の肘掛けが残りました!これは快挙だと思う一方、更新したばかりなのに肘掛けや脚には早くも疲れが見え隠れ…。
バケット使用はそのままで、前よりもちょっとモッサリした印象なのはモケットの色のせいだけでなく、縫込みが目立たないせいでもあります。座り心地は前よりも若干硬めのセッティングになったかなぁという印象です。


端の席です。壁までの床面は十分な空間を確保しています。欲を言えば、目の前の握り棒の色が黄色でちょっと落ち着かない感じです…。ただ、こればかりは仕方が無いですよね、体質改善工事をによって握り棒やつり革が目立つ安全な車内を作っているわけですから…。あとは色がいつ落ちていくのか、楽しみなような、楽しみでないような…。
 
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