JR西日本  小浜線125系
 
  平成14年、これまでキハ58形などが活躍してきた小浜線が全線にわたって電化されましたが、その時に主力として新造、投入されたのがこの125系です。
両側に運転台がついており、故に1両単位で運転ができ、気動車並みの機動力を誇るのが特徴で、前面の貫通幌がなんとなく誇らしげに見えます。また、現在は2ドアで営業していますが、将来3ドア化が出来るように準備されており、その関係で車体中央部には銀枠がどかっとあったりします。
なお、現在は3列シートから4列シートに変わっていますが、取材は3列シート時代に行ったものです。ご了承下さい。
(撮影・取材:小浜線・敦賀駅)
*一部画像は広角レンズを使用して撮影しています。

 

 

 


手前左側にトイレ、右側に車椅子スペースを見ながら車内全景です。
2ドアで、主に転換クロスシートを配置しています。
座席の華やかさとは対照的に周りは実に落ち着いており、床の薄いグレーはまさにその象徴と言えるかもしれません。
転換クロスシートに関してはまた後ほどタップリとご紹介しますが、日本海側は2人掛け、山側に1人掛けの座席を設けており、グループで、或いはカップルで風光明媚な小浜線の景色を楽しめるようになっている・・・とまで言ってしまうのは言いすぎでしょうか。それだけに車椅子スペースとトイレの位置を逆にして頂けるともっと良かったかもしれません。

ちなみに、小浜線に125系が投入された当初、両数が短縮されたり座席数が減ったりした関係で「座れなくなった」という投書が新聞、雑誌などに相次ぎました。その対策としてJR西日本では2003年の秋から座席数を増やす工事をしており、その一つとして画像のような1人掛けの転換クロスシートを2人掛けのものに交換しました。そのため、画像のような車内は早くも過去帳入りです(^^;


空調、そして天井を先ほどと同じ位置から眺めています。
車内全体にラインデリアが通っており、空調関係はかなりすっきりとまとまっています。
蛍光灯にカバーが付いているのもすっきりと見える要因のひとつかもしれません。
2003年に行われた若狭湖博のPR広告がつけられた吊革はオーソドックスな○型を用いています。


反対側を見ています。乗務員室との仕切りです。
ベージュの素材を使っており、パッと見周りの色彩とマッチしている感じがするのですが、やはりワンマン車両の宿命でしょうか、少々ごちゃごちゃした感じを受けました。
この仕切り、左上にはLED表示機が、中央には運賃表示機が設置されています。その関係と、座席に座ってしまうと醜いからでしょうか、側ドア上の鴨居部は広告枠のみの設置に留まっています。
吊革は仕切り部まで、その長さを変えて設けられているのですが、短い方の吊革にも広告ステッカーを貼るスペースがあるとは、流石です(^^;;;


ここからは一気に座席関係の画像を大放出。一揆なさらずにさいごまでお付き合い下さい。
まずはこの車両では4人分しか用意されていないロングシートから。袖仕切りの形状が見事にバラバラですね(^^;;
ドア側の方は整理券発行機との関係もあるので大型の、弧を描いた美しいものを使っているのですが、少々浮いているのは気のせいでしょうか。
どちらの袖仕切りにも蘇芳色をベースにしたモケットが貼られてはいるものの、定員通り座ったらちょっときつそう・・・。


いよいよ大本命の転換クロスシート。まずは1人がけから。
肘掛けや取っ手は同じJR西日本の223系ですっかりお馴染みのデザインが使われています。また、程よいフィット感、座り心地共に上々で、ハード・ソフト共に完成度の高い座席だと思います。
唯一気になった点が座席と壁の間のこげ茶色の金具。確かに転換クロスシートでは「要」の部分ではあるので改善策は無いかもしれませんが、小さい子が指を突っ込んだまま抜け出せなくなったり、貴金属などを落としたときに探すのに難渋しそうな予感がするのは考えすぎでしょうか・・・。

ところでこの座席、転換クロスシートなのにもかかわらず背もたれは「固定」、つまり「転換」しなかったのです!!


理由はこちら。お互いの背もたれをくっつき合わせるように(画像の一番手前の2席のような状態です)転換してしまうとデットスペースが出てしまうので、ここの場所だけ背もたれを固定した、いわばフツーのクロスシートになっているのです。これは反対側の2人掛けのシートも同様で、3ドア化改造用のスペースはこのようになっていたのです。これには自分も唖然。試しに座ってみたもののあまりのシートピッチの広さ(メジャーは持っていなかったので数値不明ですが・・・)に全然落ち着かなかった次第。

ちなみに大分前に紹介した「座席数増加工事」ではそのシートとシートの間に1脚転換クロスシートを設置する予定で、それによって晴れてフツーのクロスシートから開放されるものかと思います。が、景色の醜さはそのままになってしまい、場合によっては両開き扉の戸袋分確保された壁がうっとうしいとずっと感じる事になるかもしれません。中途半端な浮気準備は良くない、やはり2ドアなら2ドアなりの人生を送って頂きたいなぁ・・・。


こちらは一番端の固定クロスシートの背面を。基本的なデザインは転換クロスシートに合わせてあります。
で、手前の丸みを帯びた物体は車椅子スペースのヒーター。丸みをつけることによって腰掛けずらくしているように施しているのですが・・・なんだか触れないくらい熱そう(^^;;;


同じく一番端のクロスシート、2人掛け。
転換機能が無い分座面と壁の間には蒲鉾のような板が入っており、隙間を作らないためだけでなく、ラクな姿勢で身体が座席に納まるスペースとしても「有効」で、実際通路側の席よりもほんの少しゆったりできた感じがしました。
座り心地は背もたれが転換する座席よりも若干硬いかなぁ・・といった印象でした。背後の壁が影響しているからかもしれませんね。


一方こちらは転換クロスシートの方です。画像醜くて申し訳ございません。カーテン下ろせばよかった・・・
座席下がさりげなくスルーになっているのですが、一番端のクロスシートの座席下が見事に埋まっているので風の吹き抜けによる寒さはあまり心配はないと思います。

それにしても純白でビニールの枕カバーが座席を引き立ててますね。これがあるのと無いのとでは大違いですよね(^^)。


最後に・・・優先座席です。あれ、これだけ?!これだけなんです。
枕カバー上部を緑で塗り分け、4種類のマークを入れてはい出来上がり♪
これなら他の座席も「一人でできるもん」とばかりに簡単に優先座席にできそうですね(^^)
ちなみに取材時では合計6席用意されていました。
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