JR西日本  103系[阪和線・サハ103]
 
  天王寺から和歌山へ、関空へ、一直線にアクセスするのが阪和線。快速には223系などが活躍する一方、羽衣支線や各駅停車には103系や205系が使われています。
今回ご案内するサハは・・・体質改善車に挟まれた、ちょっとくたびれモードのこちらの車輌です。このように関西の103系は外観からバラエティの豊富さがうかがえます。車内学な人でなくてもそのバリエーションに思わずくらっと来てしまいそうで、今回はそのうちの1種類という風に捉えていただければ・・・と思います。
ちなみにサハ自体は大阪環状線の車輌として、お馴染みかもしれません。阪和線のサハは・・・やっぱ地味な存在です(^^;
(取材・撮影  JR阪和線/天王寺(地上ホーム))

 

 

 


ちなみにこの編成、4両中3両が体質改善車で、サハ1両だけが仲間外れの如く張り上げでないフツーの屋根の103系。。中途半端に体質改善をしてしまったが故に、ゆめ咲線以外の体質改善車は、それのみで編成を組んでいる姿は珍しいようです。今では体質改善工事の対象が201系に移ってしまったため、余計中途半端な存在になってしまいました(^^;;

キレイなお姉さんは好きですか?ではないですが、キレイな103系は好きです・・・
By晩年はシミ・ソバカス・肌荒れが激しかった青梅線103系ユーザー(^^;;


車内全景です。まず乗って「あれ?」と思うのが戸袋窓。103系といえば戸袋窓!という方も多いと思うのですが、JR西日本の103系ではほぼ全車が撤去されています。一瞬「103系ってこんな内装だっけ?!」なんて思ってしまう部分の一つですが、細かいところ、そして走り出すと「あぁぁやっぱり103系・・・」なんで安堵の表情を浮かべてしまいます。
4ドアロングシートなのは他の車輌と一緒です。


そして車端部です。画像左が天王寺寄り、右が和歌山寄りの車端になります。
103系らしい丸みを帯びた天井が楽しめる部分ですが、水を差すように「切符は目的地まで」・・・なんていう切実なステッカーが貼ってあり、逆に目立つ存在になってきます。
妻窓も埋められていますが、関東のように窓枠っぽいものをそのまま残すなんてことはせず、きれいに一面貼り替えています。見栄えとしてはこっちの方がいいですね。

そして貫通扉ですが、化粧板を貼ってステンレスの露出を抑えた上で窓の大きさを上下に拡大しています。なんか雰囲気としては「どすこ〜い」といった感じで、画像左にちょこっと写っている、体質改善車の貫通扉のスマートな窓とは感じる物がなんとなく違います・・・。


床はコーヒーなんたらのようなベージュ一色です。色から察するにJR化後貼り替えられたものだと思います。白の化粧板で元から明るいところに更にベージュが加わった事で、車内はとにかく眩しいくらいに明るくなっています。青が渋く見えるくらい(^^;


天井です。集中冷房車なので中央部はフラットになっていますが、左右両脇は車端部同様天井の丸みを実感できます。また、中央部も吹き出し口がポコッポコッと出ている形で、最近のラインデリアに比べると・・・ちょっぴり頼りなさげです(^^;
そんな頼りなさげに吹いてくる冷房をかきまわすのが、からまん棒・・・ではなくて画像右の扇風機になります。もう103系ではすっかりお馴染みですね。JNRのマークではなく、青い字でJR西日本と書かれています。ちょっぴりキレイなのは手入れされている証拠ですね。これで夏場も万全!!・・・といかない所が103系(^^;


ドア周りの様子です。鴨居部も白い化粧板で覆われていますが、さすがに扉は覆わなかったようです。
灰色よりも劣化しにくいと言われる黒いHゴムが随所に使われ、よりモノをもたせようという意図が感じられます。
とはいえ、なんとなく引き締まった、シャキッとした感じがしますね。
ちなみに吊革の増設は行われておらず、いまだに丸い吊革が頑張っています。


そして窓。この画像からはわかりにくいのですが、中央の銀色の縦桟が2本になっています。つまり、真ん中に一本筋が入っているのです。私は西日本の103系には疎いのですが、103系の中央縦桟はたしか1本のはずなので、ちょいと「あれれ?!」と感じてしまうところではあります。ただ・・・あれれと感じてしまうのは私だけですが(^^;
窓自体は下段は固定窓、上段は下に下ろすタイプに変更されており、黒い横桟を使用しています。下の窓からニョキッと外に手を出すと、もれなく窓をつき破ります。ご注意下さい。


座席は7人掛けと3人掛けを同時にどん。いずれもJR西日本のコーポレートカラーである濃いめの青を使っており、着席区分などは特にありません。しかし、少々モケットがくたびれているようで、モケットの色の差がだいぶ激しくなってきています。
袖仕切りは103系オリジナルのパイプ構成。着座印象も「あぁやっぱり103系だぁ」と、座面の位置の高さや中のバネを介してそう思いました。


最後に優先席です。貫通扉挟んで反対側の席にも設けられているのですが、どちらもこのモケットになります。
新しめの3人掛けの腰掛で、モケットには譲って欲しい対象となる方々の絵が書かれています。ストレートな表現に「大胆・・・」というコトバが脳裏によぎりますが、座り心地は103系そのもの、大胆な乗り心地がワイルドに楽しめます。
そのモケットと、先ほど登場した青はその絵に使ってしまっているので、先ほどの座席よりもさらに濃いめの、紺を地の色として選定しています。
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