JR九州  キハ125形
 
  平成5年に増備が始まった18m車の軽快気動車で、現在は佐賀県や大分県のローカル線を中心に活躍しています。この手の車両の増備が一時期他のJRでも流行りましたが、現在は一段落ついたようです。
このディーゼルカー、他の軽快気動車ではなかなか見られない「在来車両との併結」ができる点が大きな特徴で、佐賀でも、大分でもキハ40系列との併結を見ることができます。外観画像とは別のタイミングで大分駅で待っていたらキハ125・キハ47・キハ125の3両編成がドーンとやってきて…もうベタに驚くリアクションしかできませんでした(^^;;;
外観デザインは水戸岡鋭冶さんのプロデュースで、鮮やかな黄色にロゴが散りばめられました。さすがにこのロゴで記念撮影は…無いかな?
(取材・撮影 JR久大本線・日田〜大分)

 

 

 


車内全景です。落ち着いた…を通り越して「暗い」です。なぜその化粧板に、なぜそのモケットに、なぜその床に、その色を使ってしまったのでしょう?ライトワークを工夫してわざと暗くする魅せ方なら大歓迎ですが、これはもう…単に「暗い」としか言い表せません(^^;; 2ドアセミクロスシートの車内は軽快気動車ではお馴染みのもので、後年このパッケージにトイレが設置されました。


車端部です。半室構造の乗務員室に先頭ギリギリのところに設けられた側ドア。乗務員室のドアは省略されており、車掌乗務列車はドアの開け閉めに苦労しそうです。画像はキハ47形と併結したところで、併結しない時は真ん中に運賃箱が、その奥には真っ赤な扉がお目見えします。この色の使い方が素敵ですが、この車内では鮮やかさも半減です。
整理券発行機の設置も独特で、この位置で二か所も?!と思ってしまいます。

 
久留米方には大きなトイレが設置されました。反対側は当初より車椅子スペースです。奥には運賃箱なども見えます。
トイレに隠れてゴミ箱もありますが(^^;; 黄色いドアもここは照明に照らされて派手さが伺えます。また、握り棒が充実している点もポイント高いです。

トイレの反対側は車椅子スペースと立席スペースになっています。元々座席があった区画もあるようで、床の配管や冷房の吹き出し口などにその名残が伺えます。車椅子スペース自体は握り棒のみの簡素なもので、車椅子で乗り降りの際はスロープを介さないといけないのですが、そのスロープは…きっと乗務員室の中にあるんでしょうネ。


天井です。中央に蛍光灯が、その両脇を冷房のダクト類が通っています。軽快気動車ではお馴染みのスタイルですが、荷棚に座席番号のシールを貼っている点がいかにもJRらしいです。いざとなったら指定席としても運用できますよ、という覚悟です(^^;
中吊り広告もちらちら見えますが、蛍光灯を2列配置にしたらもっと明るかったことでしょう…。


床です。グレーと黒の模様を細かく描いています。画像ではチカチカしているように見えますが、実物はそこまで気になりません。模様が座席とシンクロしているところが面白いですが、模様が明らかにわかりやすい位置で途切れてしまっているのが残念です…。

 
ドア周りです。グレー一色のドアですがここを黄色に塗っても面白かったかもしれません。
ステップがついたドアです。照明の関係とはいえこのポジションが暗くなってしまうのは如何な物かと… ステップ部分にフットライトを設けたいくらいです。JR西日本のキハ120形のように通る度にピーピー鳴く設備が無いのは好感が持てます。


側窓です。横引きカーテンにテーブルがついて長距離の移動も念頭に置いている点が嬉しいです。

 
座席です。まずは大分方のロングシートからご覧頂きます。4人掛けと6人掛けといった具合でしょうか。
座面奥行き浅目、暗めの紫色のモケットにはやはり模様が散りばめられています。ここも台座が濃い灰色の配色で消火器の赤色がまぶしいくらい暗めで攻めます。
軽快気動車にありがちな座席に終始してしまっていて、個性的なJR九州の車両の中でもある意味「異色」ではないでしょうか。

 
車椅子スペース脇、そしてトイレ脇の座席です。特に袖仕切りから足元にかけての「やっつけ具合」がJR九州らしくありません。特にトイレ脇の肘掛けになりそうなデッドスペースは正直勿体ないです。水戸岡マジックで何にでも化けられそうな空間なのに(^^;
座面の奥行きの無さに対して詰め物は目一杯確保したようで、バウンドの強い座面に仕上がっています。

クロスシートは左右4組ずつの設定です。背面をご覧いただきますがなんと「黒」をチョイスです。
ヘッドレストにあたる部分のレザー素材をそのまま背面まで回しています。クロスシート自体はこれまで星の数ほど製造されてきていますが、ヘッドレストまでモケットで覆い上からヘッドレストカバーを必要に応じて被せるケースが多いだけに、ヘッドレストも含めてこの素材の選択は珍しいのではないでしょうか。
見た目は確かに落ち着いた雰囲気で、スマートなスタイルに惹かれます。が、暗い車内でさらに暗さを助長しているような… 885系「かもめ」の車内なら映えそうですが、この車内では…

 
クロスシートです。右の画像は端の席ですが、個々の座席ごとに背もたれが分かれているため、あまり端の席=別仕様という印象がありません。モケット部分は暗めの紫色に模様を散りばめたもので、座面も含めてバケット形状になっています。
バケット形状だからかどうかは別にして、背もたれも座面も平らな感じで、長距離列車に乗っていると自然と着座位置を前にずらして足を前の席にのせたい気持ちにさせられます。その座面も奥行きはあまり確保されていません。
一方、足元の広さは嬉しいものがあります。これならグループで乗っても足元が狭く感じることがありません。キハ40系列が連結されていてもこの点は確実にセールスポイントになります。
 
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