JR九州  305系
 
  突然の発表に驚きました。福岡市営地下鉄とJR筑肥線・唐津線の直通用に登場した305系です。303系とは全く異なる外観はコントラストが激しく、従来のJR九州の車両とも異なる雰囲気に乗る側もドキドキしてしまいます。スパッと切れた切妻スタイルは何か食べ物に例えられそうな予感もしますが…ま、いっか(^^;;
現在は6両編成6本の布陣で地下鉄直通運用が主です。唐津方面にはあまり顔を出しませんが、地下鉄には珍しく観光を意識した車両もあるとか…JR九州の車両は相変わらず乗る前からワクワクさせてくれます。
そして、今後3両編成の増備はあるのでしょうか?
(取材・撮影 JR九州筑肥線・姪浜〜筑前前原)

 

 

 

 
車内全景です。左の画像は唐津方先頭車で、床が気になります。他の車両は右の画像のとおり、眩しいくらいの白で構成されています。地下鉄を走ること、乗り入れ規定があることなどを考慮しても、水戸岡鋭冶さんのデザインがここぞとばかりに発揮された車内に仕上がりました。4ドアロングシートです。
水戸岡デザインに対して「飽きた」という声を時々耳にします。でも、通勤車からななつ星までありとあらゆるあらゆる環境・条件に対して、明らかに「あの人のデザインだ!」と気づける車内を作るセンスには脱帽です。それぞれの車内できっと水戸岡デザインの「個性」があり、くまなく探せば飽きずに楽しめると思います。
以下、それとは全く関係ない駄文が続きます(殴

 
乗務員室との仕切りです。右の画像は福岡空港方先頭車の仕切りです。大きく縦に伸びた窓に適応できるロールカーテンが備わっている点には驚きです(^^;
外へ通じる非常口も右側に寄っていることもあり、仕切り扉も右に寄っています。その仕切り扉の上には「通行可」と光るランプが備わっています。光ることが無いよう願いたいです。
それにしても…地下鉄用車両だから仕方が無いとはいえ、見事なまでの壁…特急「かもめ」のように書道の作品でも飾りたいものです(^^;


中間車のうち、一方はこのような左右両側にロングシートが展開する車端部になります。もう一方は車椅子スペースつきの車端部になります。近年の近郊型電車では貫通扉を天井までの高さに広げることが多かっただけに、あれ、貫通扉が小さい!とついつい思ってしまいますが…
前面ガラス張りの貫通扉はなかなかオシャレで、グラデーションを取り入れたデザインはお洒落です。一方で、画像のようなトイレの隣の車両でもトイレの出入りが見えてしまうのは、ちょっと恥ずかしいかも…。

 
車椅子スペースつきの車端部です。先頭車の車椅子スペースは介助用の補助席が設置されています。介助者用の補助席、使用後は元に戻して…と書いてありますが、実際元に戻る力が強くて撮影はちょっと難しいです…。
優先席が隣にありますが、車椅子スペースの吊革の色までは変わっていません。

 
車椅子スペースです。右の画像が先頭車用ですが、補助椅子以外は特に差はありません。床にはさりげなく滑り止め用の床に加工されています。握り棒の他にちょっとしたテーブルも添えているあたり、さすが水戸岡デザイン。このさりげなさが好きなんです。尤も、黄色い線をわざわざ書く必要があったのかなぁ?デザインでなんとか示せなかったのかなぁと思うところでもあります…。


唐津方先頭車にはトイレと車椅子スペースが備わっています。見てのとおりトイレの張り出しが大きく、通路を兼ねているはずの車椅子スペースは補助椅子つきのものが用いられています。
 
左の画像はトイレ、右の画像は車椅子スペースです。さすがに黄色い囲いはありませんが、滑り止めの加工は施しています。車椅子スペースが入ると実際狭いスペースになる中で、先頭車のルール?で補助椅子があるのには疑問です。
トイレは天井まで仕切りが無い近年JR九州で良く見るタイプです。大きな扉が特徴ですが、えっと、広告枠はそちらの位置でよろしいのでしょうか…?


天井周りです。ドア周りはサークル状に吊革が配置されています。また、LEDのあかりになったこともあり、かなりスッキリとした天井になりました。ラインデリアも車内のすみからすみまでしっかり備わっています。アルミの網棚が影になって座席周りが暗くなるかな…と思いましたが、実際は気になる暗さにはなりませんでした。

 
床は2種類。唐津方先頭車両だけ木の床で、他はQRコードを意識した柄の床です。木の床もかつての路面電車のようなくすんだものではなく、キレイに艶のある床で、奥行きを感じる構成になっています。で、なぜ他の車両に木の床が用いられなかったのでしょうか…?そして、加工が大変そうなトイレ・車椅子スペースつきの車両に木の床を用いたのか、うーん…気になる。

 
ちょっと被写体までの距離がチグハグですが、ドア周りです。非常に静かに開くドアで、真っ白なドアにはKUROが様々なポーズで…いやぁゴロゴロしている様子なんてまさにC寝台を体で示すようなものですね(^^;; 反面、床に座らない!のお馴染みステッカーが無いのはきっとそういう人がいないくらい混むんでしょうね。
 
鴨居部分には液晶ディスプレイが備わっています。次駅案内、ドア案内などを行います。汎用のフォーマットをアレンジしたような構成で、福岡市営地下鉄のピクトグラムは出てきますが、もうちょっとJR九州らしさが出るディスプレイを見てみたいです。

さて、この形式から半自動ドアがつくようになりました。今まで無かったのが驚きなくらいで、スイッチはキハ31形以来、電車では恐らく初めてかと思われます。空調効率を考えると開きっぱなしのドアを閉めるのは有効で、近郊型電車に続々と増えるかもしれません。これまであまり見なかったタイプのボタンで、閉めるマークの(><)が顔文字みたいに見えます(^^;;


大きな側窓はJR九州のお家芸になりつつあります。その手前、窓枠を無視した座席配置もJR九州のお家芸…にこれからなっていくかもしれません。
 
その座席です。モケットはかなり多くの種類がありますので、特徴的な部分を中心にご案内します。ドア〜ドア間は7人掛けの座席で、戸袋部分の左右2人分にはヘッドレストまで備わっています。片持ち式の座席はフレームを木で構成します。見た目座面の作り込みがされていそうに見えますが…底つき感が拭えません。そして、垂直にそそり立つ背もたれも腰の部分が木にあたり、はっきり言って背中は垂直です。くま川鉄道のような固定クロスシートであれば若干「木の素材を活かした」遊びがあったかもしれませんが、この形式ではその遊びさえありません。
 
先頭車の優先席は背もたれを白いレザー張りで区別しています。しかしこのレザーが硬めに作用してしまい、壁も白いのでいまいち区別がつきにくいものがあります。そしてヘッドレストが邪魔… 多種多様な利用者を想定しなければいけない通勤電車において、ヘッドレストが座る人を選ぶ設備になってはいけないし、ヘッドレストがどうしても必要であるならば、もう少し柔らかくした方が良いと思います。

見た目はキレイなのですが、鉄道車両であれば実用第一で考えないと…。


車端部はすべて優先席として白いレザーの背もたれでお出迎えです。ヘッドレストがつく・つかないの設定は何で決まっているのか、この配置を見ると全くわかりません。そして、メンテナンスが大変そうな木と白い背もたれのタッグ…817系のようにまだ木に穴が空いていないだけマシですが…
以上、セパレートタイプの新作水着ショーでした(殴


ポリカーポネート製の袖仕切りです。最初観た時にはガラスだと思ってしまいました。正直お洒落な仕切りにうっとりしてしまいますが、私は着席時に寄りかかることがあり、肌に冷たさをダイレクトに伝え、ただただ狭さを感じるだけのこの素材の袖仕切り、クロスシートの仕切りであれば問題ないですが、ロングシートではイエローカードクラスです。
せめて、ポリカーポネートと金属棒の間に、金属棒がつかめるだけのスペースは作れなかったのでしょうか…?


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…スマートフォンで試してみましたが、どのサイトにもつながりませんでした。
どれか一つだけかざすと画面に「あたり」が出るとか、あったら面白そうですね。
 
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