JR東日本  215系
 
   登場当時からかなりの人気を誇ってきた座席定員制快速「湘南ライナー」専用車輌として登場したのが、オール2階建て車輌「215系」です。211系のグリーン車など、2階建てはもはや十八番だったJR東日本が満を持して世に送り出したものの…
その自慢の輸送力が発揮されたのは朝夕の「湘南ライナー」だけで、昼間は「快速アクティ」「湘南新宿ライン」と役を二転三転させられるはめに。10両固定、2ドアなどが災いしてしまったのです。結局、2004年12月現在、昼間はお昼寝というもったいないお化けが激怒しそうな運用で落ち着いてしまっています。
その一方、2階建て車輌の醍醐味は眺望。その眺望を生かして、休日は「ホリデー快速ビューやまなし」で甲斐路にも足を延ばしています。こちらはすっかり休日の定番になってます。めでたしめでたし……

 

 

 

 
今回はいつもと趣きを変えて、デッキからスタートしましょう。普通車の様子です。
ドアが開くとまず目に飛び込んでくるのがパープルの扉。えぇ、なんだか癒されそうな色ですよね。
そして座席へと向かいます。
画像左は、右側に平屋席、左側の手前の階段が2階席へ、そして奥の階段が1階席へのアプローチになります。
画像右は、左側に平屋席、右側の手前から1階席、2階席へのアプローチ、そして、公衆電話ブースになります。

湘南新宿ライン運用時などは特別料金なしで電話つきの車輌に乗れたわけで、このあたりの設備にバブルの残り香を感じます。

それにしても、赤の手すりが印象的ですよね。


天井はこのようにちっちゃな照明、そして換気設備になります。
照明はカバーつき。やっぱりちょっぴり豪華・・・


ちなみに、先頭車の1号車・10号車は2階席と両端の平屋席のみになっており、1階席はありません。
そのため、階段はいたってシンプル。真ん中にドカンと階段を設けて、両端は壁になっています。
階段幅は人がすれ違うのがギリギリといったところ。混雑時にはデッキで人が溜まってしまう事が多かったのですが、このような環境だと仕方が無い状況・・・だったのかもしれません。

では、いよいよ客室です。お待たせしました。
ちなみに勢い無かったのに階段で身体がナナメ前に突進しそうになったのは私です(^^;。

 
まずは、2階席からどうぞ。右側は天井の画像になります。
グレーでまとめられたこのブースは、1号車や10号車では32席が設けられています。
窓上部から天井にかけて、丸みを帯びています。空間を最大限確保するためでしょうか、2階席ならではの雰囲気が楽しめます。ただ、夜暗くなると湾曲した窓に車内の景色が曲がって投影されてしまうので、最悪、カーテンを閉めないと酔ってしまう…かもしれませんが、一方昼間の景色ときたら・・・もう最高です(^^)

階段付近の電球のアクセントが程よいアクセントになっていますね。あ、これは良い中日新聞のマークでは無いようです(殴
そして天井中央部にはカバーつきの蛍光灯。首都圏の快速列車では珍しいカバーつきの照明ですが、天井が低いので、直接蛍光灯に触れないための措置かと思われます。

 
一方こちらは普通車、1階席の全景です。右の画像は天井を。2号車では40席設けられています。
こちらは2階席とは違ってカクカクした印象。グレーの内装は落ち着かせてくれますが、逆に頭上が圧迫されているかのようで、もう少し、ゆる〜く天井に丸みがあるといいかなぁ…なんて思っているのですが、いかがでしょうか。
床をご覧頂くと、通路と座席下の間に段差があります。乗客が立つスペースゆえに高さを多くとりたかったのかと思いますが、逆につまづかないよう、注意です。

天井もグレー一色でヌリカベのようです(^^;; 照明は端に寄せられています。このあたりの発想は2階席とは逆で、ちょっぴり面白いですね。

 
こちらは平屋席です。2号車などでみられる構成で、16席設けてあります。右の画像は左の画像の逆から眺めてみました。
デッキ部分は特に仕切りなどはなく、キノコ上に切り取られた独特のスペースは、冬の停車時に入り込む冷風が心配になってきます。ちなみに画像右の左側がかの有名な公衆電話スペースです。えぇ、どこか哀愁を感じます・・・よ、ね(^^;;

貫通扉もパープル。この215系、扉関係はだいたいパープルでまとめられているようです。


LEDを使った列車案内表示機、2階席、1階席は階段付近の壁に、平屋部には妻面に設けられています。
湘南新宿ライン運用時には稼動していたものと、そうでないものがあったのですが・・・なぜ?

クロスシート主体なのでドアの鴨居部には設けられていません。


さて、ここからは座席です。まずは2階席で撮影したクロスシートから。
このクロスシートは1階席、一部の平屋席でも使用しています。
ヨーロッパの会社で作られたフレームで、なるほどヘッドレストから肘掛けにかけてのフレームが和製っぽくないですよね(^^;
背もたれや座面もスポーツカーの座席のような洗練された雰囲気を受けますが、残念ながら座り心地は息切れ気味、座面に底突き感がします。

ちなみに片持ち式です。車内の広さが制限される中で床がスルーなのは、雰囲気的には結構良いのでは、と思います。


その座席の上には網棚があります。画像は2階席のものですが、1階席にもほぼ同じものが設置されています。
荷物の置き場に困ってしまうのは2階建て車輌の悩み。ボストンバックは無理ですが(殴、ちょっとしたものなら置けそうですね。
席番は窓上の枠にシールで貼ってあります。


ちょっぴり光の悪戯で、座席が輪をかけてスポーティに見えるのですが(^^;; 2階席、1階席、そして車端部もでんでん太鼓のようなフレームが設置できない妻面には、このようなシートが設けられています。
肘掛けからヘッドレストにかけてのフレームをばっさり切ってしまった感じです。
モケットは他の席同様、青の濃淡の2色を用いています。


さて、車内全景は未だ撮れていないのですが、1号車、10号車の平屋部座席はこのようなものが。画像は優先席です。
うーん、何かが違うんですよね・・・頭のあたりが(><) ヘッドレスト半分の意味がよく理解できません。ていうかフレームが無いと格好良くないです、この座席。
もしかして…いや、まさか…ヨーロッパの企業への発注ミスなんてことは無いですよね・・・・・・??
妄想失礼しました。


2号車から9号車の平屋部の座席です。先ほど2階席の画像でご紹介した座席と同一です。
固定クロスながらセパレート式になっているあたり、個人客の多い湘南ライナーではうけそうですね。ただ、セパレートした上で、真ん中の肘掛けが欲しかったのは自分だけでしょうか・・・・・・。


普通車、最後に洗面台の様子です。快速の普通車にして洗面台があるあたり、関東地区では「!!!」な事かと思われます。イエローが目を惹きますし、この車輌の座席と同じ、洗練された空気が漂っています。

この車輌は・・・やはりビジネスマンが似合いますね。色合いも、雰囲気も。とはいえ、また昼間に、どこかで走らせて欲しいなぁと思うのは自分だけでしょうか・・・。
この車輌で、昼間っから中央・青梅ライナーとか走らせるのはいかがですかぁ(殴
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