JR東日本  常磐線(各駅停車)203系
 
  ということで"AVANTI"お聞きの皆さんにはお馴染みの単語に止まっているこの車両が今回取り上げる203系です。側面は至ってスッキリ。この状態では「中央線の201系と基本性能は同じ」なんて言っても信じてもらえなさそう(^^;; でも、中間車に乗ると毎度お馴染み201系の雰囲気が耳から伝わってくるはず・・・です。
デビューしたのは1982年。登場時はアルミ車体に所々「JNR」の文字が入り、庶民派っぽくない印象も。で、今でも「JNR」を剥がしたであろう痕跡がうっっっすらと見えるのは内緒ということで(^^;;
増備途中で台車が変更されながらも103系に替わって常磐線の各駅停車の主力に躍り出て、1両の廃車もなく活躍中です。
(撮影・取材 JR常磐線(各駅停車)/取手・他)

 

 

 


いつも通り車内全景から。4ドアロングシートの車内は綾瀬から乗り入れる東京メトロ千代田線の規格でもあり、通勤車だからこその構成でもあります。
冒頭ご紹介したとおり下回りなどの基本性能は「先輩格」201系に準じているのですが…この車内と201系の車内…どう見比べても似ていない感じがするのは自分だけでしょうか。2段窓とか、天井や床、シートモケットあたりまでは瓜二つなのですが…乗務員室との仕切りや戸袋に注目すると全くのベツモノに見えてしまいます。


車端部の画像を2枚並べてみました。構図が微妙に違うのは・・・気のせいではありません(><)
モケットが違うと雰囲気まで変わるんだ、というのを実感していただけましたでしょうか。個人的には画像右側は色のセンスが問われてもおかしくはないかな、という感じがします(^^;;
貫通扉は301系でもそうだったように、アルミ素材のものがつかわれているようです。そのせいでしょうか、光沢が抑えられて他の部分と違和感がありません。

あ、画像はどちらも土浦方の車端部で撮影したもので、画像左が先頭車、右が中間車になります。あれ、号車札や消火器の位置が・・・頭脳指数80なんてコトバが自然に出てきたそこのあなたはマル済マークを掲げて次にいきましょう。気づいていない方…どこかにありますよ、頭脳指数300が(^^;;; 車内学にあんまし関係ない懐かしネタ失礼しました〜


そうそう、この車端部は201系や205系同様埋められています。窓に代わってこの部分は広告枠になっています。
今でも「埋めました!」という雰囲気がバリバリ残っています。その気になったらまた窓をはめられそうですね。
ちなみに埋めた理由が「転落防止用のホロ(車体の端についているゴムのアレです)をつけたから」だったような気がしたのですが、果たしてこれは真っ当な理由なのでしょうか・・・。


乗務員室との仕切りですが…扉だらけです。
地下鉄に乗り入れている関係でしょうか、機器設置だけでなく車内からの灯りが反射しないようにという配慮もあってでしょうか、実に無骨で閉鎖的な空間になってしまっています。
仕切りの扉が若干中央から左に寄っているのも特徴の一つです。


扉の上部に貼られています。実に地下鉄車両ならではの表示です。非常時には貫通扉からも脱出できるようになっていますが、普段は分割併合などを一切行わないので通れません。


天井は完全に201系と被っていますね。所々にあるラインデリアによってフラットな天井を実現。ただ、若干天井の高さが低くなったため、網棚上の広告枠がかなりカーブしています。この辺りの作りも実に201系っぽいです。
201系では吊革の増設工事が終わりましたが、こちらはまだ行われていないようです。


床も201系と共通。というよりも国鉄末期の通勤型電車や近郊型電車で頻繁に採用されていた物です。
袖仕切りとは色が合っているのですが・・・と、また同じ事を繰り返し言うしつこい自分がここにいます。


ドア全景です。ドアの窓が小さいのは乗り入れ先の営団6000系に合わせたから?いえいえ、201系もこの大きさですよ。それよりも特徴的なのがドアの素材。貫通扉でも紹介しましたが、外板と同じアルミでできています。そのため、光沢がおさえられています。また、それに合わせたかのようにドア上の鴨居部もしっかりクリームに塗っています。
戸袋窓は新製時からありません。ここもしっかり広告枠です。


座席は大きく分けて3種類。いや、小さく分けても3種類なんですけどね(^^;;
ドア〜ドア間のロングシートは7人がけ。よく見かける袖仕切りや座席モケットにうんざりしている方もいらっしゃるかもしれませんが(あ、強制201系ユーザーの自分もか(^^;;;;)、どうしてどうして、これがなかなか秀逸な座席なんです。座面の沈み込み方がすごく快適で、ほんの少し座面の高さが低いせいでしょうか、結構すんなり座りやすくなっています。100系新幹線にも代表される、国鉄末期の座席の設計に奮闘された方の「ゆとり」と「やる気」が垣間見られます。


しかしながら、いいことだらけというわけではないようで。まず、定員どおり座ってもらえない事が多いような気がします。203系は特にデータイムの代々木上原始発便あたりにその傾向がある気がします。統計とかはとっていないのであくまでも個人的な感想に過ぎませんが・・・。ドア〜ドア間の7人掛けに6人とか、混んでいても詰めない事が多い気がします。モケットにブロック柄で印をつけているのですが、なかなか・・・
また、車端部の3人掛けの座席を撮った画像をご覧頂いていますが、モケットのくたびれ具合が一目でわかってしまうよいうのも欠点の一つです。結構気になるんです、汚れかなぁって・・・。


車端部3人掛けの優先席です。モケットもすこ〜しずつくたびれてきています。プリントしたわけではない着席区分がうっすらと(^^;; とはいえなんだかんだ言っても首都圏のJR共通の優先席モケットでございます。小田急や営団の優先席とは柄が全然違います。派手さではまだ勝っているような気がします。

〜おまけ〜

はい、代々木上原に着きましたよ〜(^^;
小田急車が綾瀬で折り返すように、この203系も小田急線には乗り入れません。なにやら車体関係にも原因があるらしいのですが、それでもかなりの走行距離になるのではないでしょうか。でも、もっとさらに!ということで・・・
願わくば・・・203系で「多摩急行」いや、「江ノ島マリン号」・・・あまりメリットないですね(^^;;;;

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