JR東日本  115系(ロングシート車)
 
   115系といえばその使い勝手と混雑も考慮した車内などから直流近郊型電車の決定版!として各地で増備が重ねられた車輌です。
 さて、関東の中距離通勤圏は都心部の地価上昇という荒波も被って、昭和から平成にかけて人口が激増しました。そして、中距離電車の通勤ラッシュも未だかつて誰も体験した事が無いくらい、酷くなっていきます…。
 そこで、JRはセミクロスシートの車内をロングシートに改造、詰め込みに耐えうるような改造を115系、113系、415系などを対象に行っていきます。今回紹介するこの車輌も、高崎線・東北本線の混雑に対応するために、ロングシートに改造された車輌です。ロングシート改造には鉄道好きな方をはじめ賛否両論巻き起こりました。しかしその後、4ドア、15両中11両がロングシート車(G車連結前)というE231系にバトンを渡し、結果として発展的解消を遂げて、全車退きました。…はずなのですが…(^^;;

 

 

 

 

まずは車内全景をご覧頂きます。左が先頭車、乗務員室へ向かっての撮影、右が中間車になります。
3ドア、そして窓配置が見慣れた115系セミクロス車と同じものなのですが、やはり座席の種類が違うだけで全く別形式のように見えてしまいます。なんとなくこちらの方がガランとしていますよね。
全体的に地味な配色でまとめられています。


乗務員室との仕切りです。貫通路から助手席側のスペースが狭くとられているので、画像向かって右側の助手席側の座席は3人掛け、左側の運転席側の座席は2人掛けでセットされています。窓配置もそれにあわせて、運転席側は戸袋窓のみの設置になっています。ただし、照明は助手席側・運転席側とも同じ長さになっています。ちょっぴり助手席側の方が暗くなってしまいます。
この閉鎖的な空間がいかにも国鉄らしい・・・ですよね(^^;; キハ47あたりにも同じような感想を抱いてしまいます(^^;


先頭車、反対側は便所が備わっています。座席配置は奥にクロスシート、手前は3人掛けのロングシートが左右とも展開しています。モケットの柄は異なりますが、ロングシートの部分の扱いは「優先席」です。
ちなみにこの編成は両先頭車とも便所が備わっていたので、クロスシートはそこの隣、つまり2箇所8人分のみの設置になっています。これは、トイレからでてきてロングシートのお客さんと思わずバッタリ!とバタリ倒れないようにするため(^^;;の配慮だそうです。さすがにボックス席だぁ!と言ってはりきって弁当を広げるのには躊躇してしまいますね。

照明はクロスシート分、短いものが右側だけ設けられています。


天井はこのようにフラットではなく、大きいダクトから吹き出し口がポコポコっと出ている格好です。
その関係で蛍光灯がナナメに取り付けられています。他の形式ではあまりお目にかかれない取りつけ方で、冷房が出始めた頃の苦労(??)が表れています。
吊革は全て三角のもので、ロングシート改造時に増設が行われています。ドア〜ドア間もクロスシートだった部分には取り付けられていなかったのですが、そこにもきちんと増えています。


床です。ベージュのもので取り立てて特徴がありません(^^;;


扉二景です。あれ、画像左の、この車輌の奥に止まっている香具氏は…
ドア上の大きめにとられたカバーが印象的ですよね。ちゃっかり広告枠をかねているあたりが憎いです。笑。
半自動ドアなので、手動で開閉できるように取っ手が設けられているのですが、いやぁこれがまた重くて…軽かったら逆に不安なのですが、その後後継車ではボタン操作に代わっていき、扱いやすくなっていったのは周知の通りです。
で、その半自動ドアをお知らせするプレートがついているはずなのですが…あれ、剥がされていますね(^^;;


意味もなくMAD・・・もとい窓画像をどうぞ。この窓配置に無駄に萌えたのがちょうど中学校にいた頃で、走行音と共に115系の楽しみの一つでした。何せこれが見たくて、走行音が聞きたくて高崎線に乗りに行ったくらい(^^;;;良い思い出です。
右の画像は少しブレてしまいましたが、ロングシート化に合わせて帽子掛けが撤去されている様子をパチッと。また、同時に座席番号の入ったプレートも撤去されています。それにしても・・・立て続けに窓越しに出演されるあなたは…(^^;;;


座席を何枚かご覧頂きましょう。まず、ドア〜ドア間の10人掛けのものからです。
かつては両端に2人掛けのロングシート、中央に4人1組ボックスタイプのクロスシートが2組設けられていました。丁度クロスシートの部分が3人掛けのロングシートに変わった、というわけですね。

糸の縫いつけによる区分がされており、実際座ってみるとバケットシートさながらの「隣席との分け隔て」を感じることができます。


中間車では両端とも6人掛けのロングシートになっています。それぞれ、奥にあった4人1組のボックスタイプのクロスシート1組を3人掛けのロングシートに置き換えた格好です。優先席も含めて、車端部の座席にも糸の縫いつけによる区分がされてあります。
さて、座り心地ですがお世辞にもあまり良いとは言えません。特に座面が思った以上にしっかりしておらず、詰め物が柔らかすぎるのか、はたまたケチったのか、沈んだ時に詰め物がホールドしてくれず「スカスカ」という印象がありました。また、背もたれとくっつくところと、その反対側にはなにやら硬い棒が入っているらしく、思いっきり、奥深く腰掛けるとお尻の方に「ゴツン」という鈍い感覚に見舞われます。
恐らく梯子を蜜柑箱の上に寝かせて、更にその上に薄い毛布か薄い座布団を敷いて座ったような雰囲気だと思います。カラダに自信のある方、一度試されてみてはいかがでしょうか(^^;→他力本願

・・・ところで、右の画像、窓越しに見える香具氏は…ry


さて、乗務員室背後のロングシートは、もともとそこがロングシートであったことからモケットの変更だけに留まっています。
左の画像が2人掛け、右が3人掛け。先ほどの座席との違い、おわかりいただけますか?
モケットは先ほどの座席と同じ、茶色地に赤いドットパターンのものです。特に着席区分などはありません。
個人的にはこの区画は「当たり席」と言ってもいいと思います。この車輌の中では。


便所のある区画のロングシートもモケット貼り替えのみです。画像は優先席の様子です。反対側の座席は先ほどの乗務員室背後の3人掛けと同様のものです。


最後に、暗くなってしまいましたが便所脇のボックスシートです。テーブルも窓際についていますよ、ちゃんと(^^;;
切り立った感覚、しっかりホールドしてくれる座面は万国共通。しかしながらモケットだけはしっかり貼り替えられています。

それにしても、こんなに座席のバリエーションがあるとは思いませんでした。
ページ名は「115系ロングシート車」と地味なのに(^^;;;

で、途中なにやら怪しげな方々が登場していましたが、実はこういうオチだったのです。

♪ぴ〜ひゃら ぴ〜ひゃら ぱっぱぱぱぱぁ(殴
先日の台風の被害により、車輌不足が生じてしまったため、急遽その地方に湘南色が開花したのです。
ということで、ドアのところで半自動扱いを示すプレートが剥がされていたのは、その地方では半自動扱いを行っていないからです。広告も「幕張」のホテルなどなど、きちんとその地方の仕様全開でした。消火器だけはさすがにくっきりと「 山 電 」と…(^^;

で、「その地方」とはいったい・・・?!
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