一畑電車  2100系[3ドア車]
 
  一畑というよりも…京王線と言った方がしっくりくる外観画像ですが… 5000系を筆頭に様々な姿に変貌をとげている2100系シリーズですが、このコンテンツでは3ドア車のオーソドックスな姿をご覧いただきます。
3ドア車で紺色・黄色・白色の3色でまとめられた姿は元京王5000系の譲渡車の中でも割と格好良くまとまっていたのですが…現在は復刻カラーということで、元京王線と元一畑電鉄に塗られてちょっとレトロな姿になっています。元一畑電鉄って言い方がおかしいですが…(^^;; 元西武車で見られた一畑電鉄塗装のことです(^^;;;
真ん中のドアについては締め切りをとっており、無人駅では進行方向前のドアしか開きません。それでもこの塗装を見るとちょっと昔の東京郊外の雰囲気に見えてくる今日この頃。そう、もうこの塗装は京王では見られないわけで…
(取材・撮影 一畑電車北松江線・雲州平田〜電鉄出雲市)

 

 

 


車内全景です。3ドアロングシートの車内です。京王時代の雰囲気はそのままに、中吊り広告が無い車内はかなりスッキリしています。車内もくたびれた様子はないものの、ちょっと懐かしい雰囲気さえ漂います。
天井に書かれたMc1がやたら目立ちますが、ここにMc1が書かれた理由…自宅に帰ってから気が付きました。詳しくは次の画像でご紹介します。


先ほどのMc1の話、ちょっと遠いのでわかりにくいですが、車端部に車内を監視するカメラを設けており、そのカメラに車両がどちらかわかるように「Mc1」「Mc2」と記載したものかと思われます。2両とも車端部を中心に対称の車内構成故に、一発で見分けられる方法を採用したのでは…と思うところです、ファイナルアンサーの上にスーパーひとし君を乗せたい回答ですが、正解やいかに?!
…車端部の通路幅は京王時代から変わっていません。ワンマン運転故に行き来もそれなりにあることから、通路幅が広いのは嬉しい限りです。

乗務員室との仕切りです。どちらの車両も片側が車椅子スペースになっています。運賃箱は運転席の後ろに横移動できるような作りになっていますが、このポジションから動いたところを見たことがありません。
大きな仕切り窓からの眺望はなかなかのもので、京王5000系の前面の良さを最大限に生かしている部分です。その隣の仕切り扉はワンマン運転を考慮して交換されているようで、運賃箱を積んでいない富士急や琴電とは異なる仕様になっています。


座席を撤去して作られた車椅子スペースです。車椅子スペースとしての機能はちょっと高い位置にある非常通報機、そして横方向への握り棒1本です。現状としては車椅子スペースというよりも自転車を畳まずに置くスペースとしての利用頻度の方が高いように見られました。ダラリと垂れるゴム紐、そして説明書は自転車向けのものですが…スタンドが無いロードバイクなどの場合はゴム紐だけでは固定できませんので、しっかり手で押さえた方が良いかと思います。
自転車の利用方法は各駅に案内が出ていますので、そちらをご参照いただきましょう。


Mc1の天井です。通勤電車の冷房黎明期故に鉄道模型のキットでも様々な冷房機器がついていた元京王5000系ですが、このタイプの吹き出し口は他社の元京王5000系では見たことがありません。巡り合わせが悪かっただけかもしれませんが…ちょっとサイバーな分散クーラーが車内空間の長さを印象付けます。


フットラインつきの床は他社でも見かけます。京王はフットラインを取り入れたデザインの車内が多いですが、ワンマン運転が主体となった一畑でもこの模様が役に立っているに違いありません。


片開き扉です。静かに、おしとやかに開きます。無塗装の銀色のドアで、無人駅は前の車両の前と後ろのドアしか開きません。天井の高さが低いことが最もよくわかる部分で、鴨居部の狭さも横に潰れた文字から感じ取れます。
窓も大きく、余計な装飾が無い点は好感持てます。

開く窓がどれか一目ではよくわからない側窓です。戸袋窓まで横方向の桟が入っているのがデザイン的に珍しく、塗装が変わっても同じデザインで落ち着いている点は嬉しいものがあります。一方メンテナンスがいただけないのがロールカーテン。養生テープで使えなくなっているところを何か所か見かけましたが…まめにメンテナンス、しませんか…?
また、天井付近のスピーカー「KTR」も懐かしいアイテムの一つです。京王の譲渡車ではよく見かけますが…これからも残して欲しいものです。


ピンク色のモケットがくたびれた様子を全然見せない座席周りです。座席下のヒーターや袖仕切りは5000系そのままで、一畑の改造の状況を見るとこれからも座席のモケットは変わってもこのあたりはそのまま残りそうな気がします。今となってはやや時代遅れな雰囲気も感じますが…冬の寒い日はしまねの木の立派な衝立をこっちにも分けてあげたいくらいです。
バネ仕込みの座席は奥行深めで空いていればまったり過ごせます。でも、これでスーパーライナーはちょっと寂しいかな…?乗り心地も暴れることはなく、まずまずでした。

 
車端部を左の画像に、乗務員室の背後の座席を右の画像に載せてみました。どこからどう見ても関東の私鉄車なのに、優先座席の表記が南海電鉄チックのものになっているのがツボです。車両によってはより大きな優先席ステッカーが貼られていることがありますが、モケットでの区分は特段おこなっていません。


ところで…元一畑電鉄塗装の車両に乗ると…何やら吊革に色々と書かれていますが…



 
なんということでしょう、昔の一畑電鉄で使っていた吊革広告を用いているではありませんか。一畑パークの営業時期と2100系の導入は歴史的に合わないのに、コラボ…しちゃっています(^^;;
どこから出してきたかはわかりませんが、粋な計らいにレトロな雰囲気が少し高まった気がします。あとは当時の広告とか、写真とか車内に貼ると面白いかもしれませんね。
こういうレトロな車内、悪くないっす。
 
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